バスケファン店長のNBAブログ
福井県小浜市の「珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)」店長のブログです。 店やコーヒーのブログはアメブロで書いてます。 ここではNBAの観戦レポートや感想、ニュースなどを主に書いています。

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福井県小浜市で喫茶店を営業しているバスケ好きです。



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NBA小話集【2】

小話集、第二弾です。



その1 漢と書いて「おとこ」と読む

 現在ロケッツのヘッドコーチ、ジェフ・ヴァンガンディー。
 彼は95年途中~01年途中までニックスのヘッドコーチでした。
 その容貌は、しがない公務員で窓際族、仕事の出来ないうだつの上がらないハゲ親父、みたいな感じです。
 ところが、彼はその容貌に似合わず非常に優秀で、何より熱いコーチです。
 最初に彼の本性を見せつけられたのは、98年プレーオフファーストラウンド、ニックスVSヒートGAME4。
 1勝2敗で後のないニックス。
 ですが、ホーム大声援を後押しに戦い、残り1.4秒で5点差とリードします。
 ここで事件勃発!
 ニックスのラリー・ジョンソンのしつこいファールに突然切れたヒートのモーニングが、ジョンソンに対して殴りかかります。
 ラリー・ジョンソンはNBA入りする前はボクサーだった経緯のある男。
 華麗なステップやスウェーでモーニングの乱打をかわします。
 しかし、モーニングのパンチがあたらないのはもう一つ理由がありました。
 なんと、ヴァンガンディーが乱闘を止めようとモーニングの足にしがみついていたのです。
 薄い髪を振り乱し、振り回され、コートにはいつくばりながらもモーニングから離れようとしません。
 その内、モーニングの注意はジョンソンからヴァンガンディーに移り、ふりほどこうとしますがそれでも離れませんでした。
 結局、乱闘が終息に向かった頃にようやく離れたのです。
 この体を張った行動にニックスのファンは惜しみない拍手と賛辞、そして敬意を送りました。

 時は流れて01年のレギュラーシーズン、スパーズ戦。
 ニックスのキャンビーはスパーズのフェリーのファールに怒り心頭になります。
 乱闘になりかけますが、タイムアウトで双方ベンチへ…
 しかし、キャンビーの怒りは収まってませんでした。
 フェリーに走り寄り、後頭部に向かって渾身のパンチ!
 直撃する直前にキャンビーを止めた勇者がいました。
 ヴァンガンディーです。
 いちはやくキャンビーの行動に気づいた彼は、体当たりしてパンチが当たるのを止めたのです。
 170cmくらいしかなく体重もない彼が、211cmのキャンビーを止めるのは命がけです。
 ですが、ヴァンガンディーが止めていなければキャンビーは殺人者になっていたかもしれません。
 それくらいの勢いでパンチを後頭部めがけて放っていたのですから。
 しかも、相手は後ろを向いていて気づく様子もありませんでした。
 結果、ヴァンガンディーはキャンビーの肘でも当たったのかまぶたの辺りを切って流血。
 治療を受けることとなりました。

 彼はその容貌とは異なり、NBAでも有数の熱いヘッドコーチでしょう。
 まさに漢(おとこ)です。
 ヴァンガンディー、かっこいい!



その2 ウィリアムスの自慢

 スコット・ウィリアムスのNBA人生はブルズから始まりました。
 同じノースカロライナ大学出身と言うことで、ジョーダンにも可愛がられていたようです。
 ある日、ブルズが勝った試合でウィリアムスは大声で自慢していました。
「俺とジョーダンで56点取って勝ったぜ!」
 どうやら二人で大量得点し、勝ったのが嬉しかったようです。
 確かに、ガードのジョーダンが33点取り、インサイドのウィリアムスが23点取れば、ブルズにとってバランスの良い点の取り方と言えるでしょう。
 さて、本当の得点内訳は…?

 ジョーダン  55点
 ウィリアムス 1点

 …………………………………………
 …さ、次行ってみよう…



その3 ロッドマンVSマローン

 97年、98年のNBAファイナルは共にブルズVSジャズ。
 ジョーダン率いるブルズとマローンとストックトンのジャズのシリーズは常に接戦で、面白いシリーズでした。
 このシリーズではインサイドの争いも一つの焦点でした。
 ブルズのロッドマンとジャズのマローンは、ポジション取りから激しく争い、常に一触即発の状態で試合が展開しており、緊迫感があって見応えのある戦いでした。
 ロッドマンのディフェンスはマローンをイラだたせ、会見などでも激しい舌戦が繰り広げられるほどでした。
 そして98年のファイナルがジョーダンのラストショットによって締めくくられ、ブルズ二度目の3連覇で終わってから間もなく、二人がプロレスのリングでも戦うのではないか?と噂が立ちました。
 噂を聞いた人たちは、そんなバカなことはないだろう、ロッドマンはともかくとしてマローンが出るわけがない、と一笑に付しました。
 ところが、なんとロッドマンの挑発にマローンが乗る形で本当にプロレス対決が実現。
 ロッドマンはハルク・ホーガンと、マローンはダラス・ページと組んでのタッグマッチが行われました。
 試合はロッドマン組がレフェリーの隙をついて友人を乱入させて反則勝ちしたとのこと。
 マローンは激怒し、再戦をにおわせましたが実現しませんでした。
 この試合、遊びでもなんでもなくWCW主催の本物のプロレス公式戦でした。
 ちなみにマローンはどのプロレスラーと並んでも遜色ない体つきをしていたとか。
 恐るべし。



その4 バカに思われた?

 シャックがまだ若い頃、来日したことがあります。
 その際に、彼はフジテレビの笑っていいとも!にゲスト出演しました。
 タモリさんや他の芸人と並ぶとまさに巨人で、威圧感があり、NBA中継で見るより恐ろしげに感じました。
 シャックが挑戦したのはボードに日本語で書かれた物を選ぶという、単純なゲーム。
 残念ながらボードに書かれたのが何だったのかは覚えてませんが、見当違いのやかんを選んでいたのは覚えています。
 お笑い番組ですから、ここは笑うところです。シャックも承知で出演したはずです。
 ですが、ここで笑って怒らせたら怖い、と思ったのか出演者や観客からも反応はいまいちでした。
 確かにシャックが暴れ出したら、日本人では警備員でも止められないでしょう。
 そんな中で出演は3分ほどで終了、楽屋に下がります。
 楽屋でシャックは、
「バカに思われたんじゃないだろうか?」
と、かなり心配そうに通訳の人に聞いていたそうです。
 反応が静かだったのが逆に不安を煽ったようでした。
 シャックはユーモア好きで、若い頃はコートで踊ったりするやんちゃ坊主だったので、少々笑われたくらいで怒ったりする人間じゃないんですけどね。
 でも、知らない人からすればやっぱり怖いかもしれませんね。



その5 御輿が遅い

 日本のテレビ番組に出演したNBA選手は以外と多いものです。
 ロッドマンも来日した際に明石家さんまさんの番組に特別出演しました。
 御輿に乗って登場したのですが、また、進むのが遅い!
 わっしょい! わっしょい! とかけ声と共に上下に揺れてはいるのですが、一向に進みません。
 さんまさんは、
「はよ来い! はよ来い!」
と言ってましたが、それでも全然進みません。
 結局、数分かけてようやく御輿は所定の場所に到着。
 あまりに御輿が遅かったせいか、ロッドマンのトーク時間がほとんどなくて、さんまさんはすごく不満そうでした。



その6 勝負!

 NBA選手とバスケで勝負した芸人がいます。
 それは、ナンチャンこと南原清隆さん。
 93年ファイナル終了後にフェニックスに乗り込み、助っ人4人を率いて勝負に挑みます。
 相手は当時サンズのチャールズ・バークレー。
 ブルズに負けたものの、ファイナルまで進んだチームのエースです。
 ナンチャンは、
「バークレーなんてファイナルで負けてるじゃねえか。ジョーダンなら勝てないけど」
みたいな強気のコメントを発します。
 試合形式は5人VS2人。
 バークレーはアシスタントに知り合いの大学生を連れてきました。
 ハンデは人数だけでなく、バークレーチームはどこからシュートを決めても1点です。
 ハーフコートで5分か10分の試合だったと思います。
 内容は…
 まあ、試合とは呼べませんね。
 これほどのハンデをもらってもナンチャンチームは何もできません。
 一本もシュートを決められないのです。
 あきれたバークレーは残り時間がわずかになった時、
「スリーを決めたら13点やる」
と提案しました。
 この時、バークレーチームが12点差で勝っていたのです。
 そしてナンチャンチームはスリーを打ちますが、リングにも当たりません。
 一本もシュートを決めることなく、ナンチャンチームは敗北しました。
 試合後、
「お前らはバカで間抜けで下手くそだけど、良い奴らだな。また試合しよう」
と、慰めて(?)もらってました。
 まあ、素人がNBA選手に勝負を挑むな、と言うことでしょう。



と、90年代は意外とNBA選手は民放のバラエティーに登場しているんですよね。
最近はほとんどなくて寂しいです。



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NBA小話集【1】

今日はいろいろな小話をしようと思います。



その1 ショーン・ケンプの悲哀

 ケンプは80年代には珍しく高卒で入団した選手です。
 そのプレースタイルは豪快そのもので、スラムダンクコンテストで優勝こそしていませんが、ジョーダンやドミニクとしばしば並び称されるダンカーでした。
 ダンクだけでなく選手としても優れていて、96年にはペイトンと共にソニックスをファイナルまで導いています。また、個人としても6シーズン連続で、得点とリバウンドでシーズン平均ダブルダブルを記録しています。
 ブルズに敗れましたが、72勝を上げた最強ブルズ相手に2勝したのですから今後の躍進が期待されました。
 ところが97年頃、シアトルでケンプの子供を産んだと言う女性が次々と現れ始めました。
 アメリカではよくある狂言ではなく、どうもケンプ自身も身に覚えがある様子。
 逃げるようにキャブスにトレードしてもらいました。
 2000年頃を境に、ケンプの成績はどんどん落ち始めます。
 それに反比例するかのように体重がどんどん増加。マジック時代(03年)に96年頃のケンプしか知らない人が久しぶりに見たら、
「…誰? この巨体」
 と、思ったことでしょう。
 見るも無惨なかなり変貌した姿となり、このシーズンを最後にNBAを去ります。
 そして、今シーズン。
 ケンプは改心し、体も絞ってNBA復帰を目指しているとの噂が立ちました。
 往年のケンプファンからすれば朗報です。
 また、あのジャングルダンクが観られるのか!?
 ブルズのワークアウトを受けるのはどうやら本当のようで、ベン、PJ、ケンプのフロントラインは強力だぜ!みたいな感じです。
 …ところが、ケンプは私用でワークアウトを無断キャンセル。
 首脳陣に実力を見せることなく、ブルズ入りが消えました。
 …なにやってんの?



その2 オリバーさん

 太った選手と言えば、オリバー・ミラーを忘れるわけにはいきません。
 93年がNBAデビューなのですが、この頃からすごい体格でした。
 なにしろ、大学時代には自分の体重で足を圧迫骨折したと言うんですから、筋金入りの巨漢です。
 ですが、その巨漢に似合わずなかなか器用なプレーを見せていました。
 このままNBAで揉まれて、体格が絞れていけばなかなかの選手になるかも…そんな期待がありました。
 ところが、オリバーさんの体格は年々大きくなっているように見えました。
 横だけでなく前(腹)にも広がってるような…?
 04年、ウルブズに所属していた彼を見た時、
「なんか、さらに大きくなってない…?」
 と、思ったもんです。
 この頃、彼の体重をチェックした時確か153kgと表示されていましたが、
「ウソだ!」
 と思わず叫びました。
 だって、大相撲入りしたら朝青龍なみの勢いで優勝できそうな体格してましたもん。
 その上、身長は2mを超える大男です。あれで153kgのわけがない!
 絶対200kg超えてる!
 そんなオリバーさん、プレーオフではダンクを決めてました。
「おおっ! 肉ぶとん巨漢が飛んだ!」
 …今、どうしてるでしょう…



その3 ベン様の怖いもの

 NBA屈指のディフェンダー、ベン・ウォレス。
 ゴール下の番人としてドンと構え、昨シーズンのプレーオフではシャックの両手ダンクを片手でブロックしてコートにたたきつけるという、人間業を遙かに超えたプレーも披露しました。(ちなみにベンはシャックより10cm小さく、40kg軽い)
 そんな恐るべき彼を、当店ではベン様と呼んで崇め奉っています。
 彼はボンバーヘッド(アフロ?)やコーンロウ(ドレッドヘアー?)など、試合によっていろいろと髪型を変えますが、あの髪型も相手を威圧する一つの材料でしょう。
 時は05年ファイナル。
 スパーズとのシリーズで、ピストンズは連敗してしまいます。
 そこで登場、ベン様がこの世で最も怖いお方。
 それは…
 奥様です。
 奥様はベン様に言いました。
「髪型ばっかり気にしてないで試合に集中せんかい!!」(セリフは一部フィクションです)
 恐れおののいたベン様は、ホームでのGAME3に集中。
 試合開始直後にボールをスティールし、ダンク!
 ファールももらって苦手なフリースローもきっちり決めます。
 さらには第1クォーターだけで5ブロックを記録します。
 アナウンサーはあまりの活躍ぶりにこう言いました。
「OH! This Quarter Ben Wallace is Monster!!」
 英語が苦手な店長にもハッキリと聞こえました。
 モンスターと称されるほど、確かにこのクォーターのベンはすごかった。
 でも、本当にすごいのは…?
 ちなみに夫婦げんかになると、ベン様は奥様にクローゼットに閉じこめられてしまうそうです。
 恐るべし、ベン様嫁。



その4 ターミネーター

 最近ではあまり見かけませんが、昔はダンクしてリングをもぎ取ってしまう選手はたまにいました。
 しかし、約一名規格外の選手がいて、彼はリングではなく、ボードを根こそぎはぎ取ってしまったのです。
 その男の名は、シャキール・オニール。
 ルーキーの頃にやってます。
 あまりの威力に支柱が壊れたこともありました。
 つまり、ゴールを二回破壊しているのです。
 当時のネッツのヘッドコーチ、チャック・デイリーが、
「ターミネーターを迎え撃つみたいなものだ」
と、評しました。
 この後、リングもボードも強化され、破壊されることはなくなりました。
 ちなみにこの頃でもリングに5tの荷重がかかっても壊れない設計になっていたとか。
 つまり、シャックのダンクによる負荷は5t以上…?



その5 ブ男の伝説

 チャールズ・バークレーの親友であるその選手。
 あまりに仲が良いので、レポーターに、
「もし、あなたが女性だったら彼と結婚しますか?」
と聞かれ、こう答えました。
「絶対しない。彼はブ男だから。キスもイヤだね」
 ひどい言われようです。
 本人もそれを自覚しているようで、自分はブ男だから一生結婚できないだろうと思い、学生時代は家庭科を専攻し、裁縫や料理が得意になったそうです。
 その選手の名は…
 マイケル・ジョーダン
 冗談のような話ですね。



その6 ジョーダン=冗談?

 日本語ではそうなんですよ~とジョーダン本人に言った人物がいます。
 それを聞いたジョーダンはちょっとショックを受けた様子で、
「信じられないよ…」
と、言いました。
 その言葉を投げかけた強者は…
 安達祐実さん
 なぜ、彼女がジョーダンと対談してたかは覚えてません。
 ジョーダン初来日の時だったか、彼女がアメリカに行った時か…?
 思い出せません。



以上、小話を6個を掲載しました。




営業に関するお知らせ

…本日、三度目の更新です。

営業に関するお知らせです。

 10月1日より、営業時間が変更になります。

  今まで
   10:00~20:00
  10月1日以降
   10:30~18:30

 これから冬になり、日が短くなることと、楽天フリマの方に力を入れるために喫茶コーナーの営業時間を短縮します。
 …ま、お酒類を置いてるわけじゃないので、もともと18:00以降に来られる方はほとんどおられませんでしたが…



 メニューに変更があります。

 明日から、ブレンドとドミニカに変わりまして有機ボリビアと有機ボリビア深煎りがメニューに加わります。
 苦~いコーヒーが好みの方は一度お試しください。



 バスケ関連品、放出第一弾としてフリマブースで「MICHAEL JORDAN STORY」をオークションに出しました。
 13年前の本ですが、だからこそ昔のことが詳しく書いてあったりします。
 興味のある方は一度ご覧ください。



以上、業務連絡でした。




NBAの伝説 まだ観てなかった!【1】

ビル・レインビアの伝説

本日、二度目の更新です。

ここ何年か、ピストンズの試合を観た方なら、この名を耳にしたことがあるかもしれません。
時々、ピストンズの試合を観戦や解説してたりするので、記憶に残ってなくとも映像を見れば「見たことある!」と言われる人もいるでしょう。

さて、この選手はジョーダンやマジック、はたまたチェンバレンやオスカー・ロバートソンのようにものすごい記録を残した選手ではありません。
リバウンド王になったことがあったり、得点とリバウンド、両方の総数が10000を超えていたり、当時のセンターにしてはスリーが得意だったりなど、偉大な記録や技術もありますが、彼を語る上ではそんな事は些細なことです。

彼のイメージはただ一つ、暴力、です。

プレースタイルは凶暴そのものでした。
ディフェンスでは相手に飛びかかり、つかみかかり、たたきつけ、リーグで最も嫌われた選手です。
おそらく、史上最もダーティーなプレイヤーでしょう。
ファールの笛が鳴った後にさらに一撃を加える、審判の目に見えないところで喉輪、肘打ち、目潰し、どさくさに紛れて相手の首に手を回して締め上げ、ブロックに飛んだと見せかけて相手の脇腹に膝蹴りをたたき込んだこともあります。
現在のリーグの基準で笛を吹かれたら、ラシード・ウォレスやロン・アーテストなど比較にならないほどテクニカルファールと退場と罰金を食らうでしょう。
悪童の異名を取ったロッドマンでさえ、彼と比べたら大人と子供です。
80年代後半~90年代初頭のピストンズは「バッドボーイズ」と呼ばれ、恐れられましたが、その主犯格(?)は間違いなくレインビアです。

アイザイア、ロッドマン、マホーン、アグワイヤ、ビニー・ジョンソン、サリー…
この暴力的な選手たちの塊の中で、レインビアはひときわ凶暴でした。

レインビアがこのような凶暴なスタイルを取り、当時は異色とも言えるスリーに磨きをかけたのは、ひとえに彼の運動能力のなさ故でしょう。
自分はそれなりに身長はあるが、飛べないし、走るのも遅いし、運動能力は高くない。
では、どうすればチームに貢献できるのか、を考えた末でのスタイルだったのではないかと思います。
コート外でも、サインをねだる子供や歌手に対して恫喝した、などと報道もされていましたが、基本的に私生活で大きなトラブルの話は聞いたことがなく、卑劣で汚いのは主にコートの中だけであったようです。
また、引退後にWNBA(女子のプロリーグ)でコーチとして、デトロイト・ショックを優勝に導いた点からも、バスケに関する理解度がかなり高い人だったことがわかります。

自分に劣っている部分を正確に見極め、それを補うためにどうすればいいのかを考え、それを実践してチームに貢献し、優勝に導く一翼を担ったレインビアに、わたしは真のプロ魂を感じます。
劣っているからあきらめる、ではなくて、劣っている部分を補う何かを作り出し、時には悪役や黒子に徹する。
これが出来る選手、いえ、人間はなかなかいません。

このスタイルや魂は日本の選手が大いに手本にすべきだと思います。
日本人は身長が低くてパワーはなく、スピードもそこそこ。
じゃあ、代わりにどうすればいいんだ、と言うことを真剣に考えなければなりません。
10年以上NBAを見ている人以外からは、その存在すら知られていないであろうレインビアですが、彼からこそ、日本選手が学ぶべき事はたくさんあるのではないでしょうか。




シクシク…

今日は初めてフリマブースの方で、商品に関するご質問を頂きました。
相変わらず初めての事に関しては、
「ど、ど、ど、どうしたら…?」
とオロオロするわたしですが、ようは回答すればいいのですよ。

わかってるのかい、自分。

ご質問内容はプジョーのコーヒーミル、レジェンドの在庫確認でした。
当店のフリマブースで在庫を1としている商品は、基本的にご注文頂いてからメーカーに発注するようになっています。
この辺を明記しないといけないな~と思いつつ、在庫確認。
回答は…
「部品に不具合が出たので欠品中です。次回納期は未定です」
……………
部品に不具合ってなんじゃあ!?
リコール!?
と思いましたが、そうでもなさそうです。
新品を作る上での部品に欠陥があったんでしょうか? よくわかりません…
とにかく、現在は欠品中で入荷日未定…シクシク…
せっかく初めてご質問頂いたのに…
なんだか無性に申し訳なく思いつつ、その旨を回答させて頂きました。

もし、当店のフリマブースで注文しようとお考えの方がおられましたら、在庫確認を先にして頂いた方が無難です。
在庫数が2以上の商品は店舗にも在庫があるので発送は可能です。ただ、偶然にも同時間に店舗で売れてしまった場合、欠品することも考えられますので、確認はして頂いた方が確実です。




9/20~9/26のコーヒーランキング

本日、二度目の更新です。

先週のコーヒーランキングを発表します。

  1位 有機マンデリン        24点
  2位 有機エクアドル        12点
  2位 有機ブラジル         12点
  4位 有機フェアトレード・ガテマラ 11点
  5位 有機エルサルバドル深煎り    9点
  6位 有機モカ            6点
  6位 ブルーマウンテン        6点
  6位 ガラパゴス           6点
  9位 有機深煎りブレンド       5点
 10位 有機モカ深煎り         3点
 11位 深煎りブレンド         2点

有機マンデリンはいつも人気が高いです。
先週は有機モカ深煎りの得点がいまいち伸びなかったな~って印象です。
いつもは人気が高いんですけどね。
ガラパゴスに負けるなんて…
あ、いや、ガラパゴスも特有の甘い香りがあってとても美味しい豆なんですが、50円とは言え高いのでいまいち点が伸びない豆なんですよね。
有機モカ深煎りが、そのガラパゴスに負けるのは意外でした。

コーヒーとは関係ありませんが、フリマブースで昔のダンクシュート(バスケ雑誌)やジョーダンストーリーなどを販売しようと思っています。
コーヒー器具とは違い、中古品なので販売はオークション形式にするつもりです。
興味のある方はご覧ください。




NBAの伝説 わたしは観た!【3】

バルセロナオリンピックのドリームチーム

このチームに関して日記にしてないな、と思い起こしました。
9月6日の『忘れられない選手』でペトロビッチの事と共に書いたことはありますが、主として書いたことはないので、今日はわたしのNBA観戦の原点とも言えるこのチームについて書きたいと思います。

バルセロナオリンピックからバスケはプロ選手の参加が認められました。
ロシアとアメリカは最後まで反対しました。
ロシアの場合、オリンピックはアマチュアの祭典だと主張し、アメリカの場合、NBAの選手を送ることになったら莫大な保証金が必要となるから、が反対の大きな理由でした。
ですが、最終的には両国も賛成します。
こうなった以上は、ソウルで銅メダルだった屈辱を果たそうではないか、と動きが起き始めます。
ですが、最初はジョーダンを初めとするNBAの選手たちがプロ選抜に対して猛反発を起こします。
NBAをフルに戦った後、オリンピックで夏のオフが潰れるなんて冗談じゃない、と。
しかし、真っ先に出場を決意したマジック・ジョンソンの説得で、選手たちは次々と参加を決意してドリームチームが完成します。
マジックは一年前にHIV感染で引退しており、これが一緒にプレーできる最初で最後のチャンス、と言うのが大きかったのでしょう。

結成されたドリームチームは、比類無き強さでアメリカ大陸予選を制します。
アメリカのポートランドで行われた4試合目では、アルゼンチンのチームがセンターコートで笑顔を浮かべてアメリカチームと記念撮影を行いました。
試合後ではなく、試合前に、です。
ハーフタイムでもシュート練習しているジョーダンたちに、アルゼンチンの選手たちはカメラを向けます。ジョーダンもそれに答えてポーズを取ったりしました。
ハッキリ言って異常な状況です。
エキシビションゲームではありません。アメリカとアルゼンチンの友好を深める親善試合でもありません。
バルセロナオリンピック出場権をかけた、アメリカ大陸予選です。
この頃から、既にフィーバーは始まっていました。

バルセロナに入ると、その熱はさらに加速します。
選手たちは選手村に入らず、ホテルに滞在します。
試合会場に向けて出発する選手たちを一目見ようと、ホテルの前は二千人以上のファンに埋め尽くされます。
それを目の当たりにした人は、
「あんな騒ぎは見たことがない。まるでビートルズのようだった」
と目を丸くして強い驚きを表しました。
現在ならともかく、14年前のスペイン。
テロが起きるとは基本的に考えられていない時代にもかかわらず、選手の送迎バスの前後には護衛のパトカーがつき、厳戒態勢で会場入りしていたのです。

そして、そのフィーバーと期待をドリームチームは裏切りません。

マジックのパスをジョーダンがダンクする。
ジョーダンのパスを受けたバードがスリーを決める。
ドレクスラーが滑空する。
ピッペンがマローンに華麗にパスして締めくくりはダンク。
ロビンソンが全速力で返ってきてフリーのレイアップをブロックする。
マリンがスリーを、ユーイングがダンクを、バークレーが肘打ちを、ケガのストックトンも堅実なプレーを魅せる。
ただ一人の大学生、レイトナーが軽くミスをするが、それを全員が血眼でフォローする。

人々はアメリカの強さと美技に酔いしれ、まさに夢のような時間を共有しました。
バダロナ体育館は常に満席で、40点差以上ついても誰も帰ろうとしません。
一つでも多くのプレーをカメラに納めようと、目に焼き付けようと、歴史的な瞬間を楽しみました。
大会の準決勝、リトアニアの選手たちは試合中にアメリカの選手にカメラを向けます。
それでもヘッドコーチすらそれを咎めようとしません。
決勝のクロアチア戦では、ペトロビッチの活躍で前半半ばに一度逆転されますが、10秒も経たない内に再逆転して二度と踏み込ませませんでした。
この大会の伝説の一つとして、アメリカのヘッドコーチ、チャック・デイリーが一度もタイムアウトを取らなかった、こともあります。
作戦タイムを使うことすらなかったのです。

金メダルの授与式が終わると、会場にはUSAコールが巻き起こり、数十分のも間、人々はドリームチームを讃えました。

クリスチャン・レイトナー
パトリック・ユーイング
デビッド・ロビンソン
ラリー・バード
スコッティー・ピッペン
マイケル・ジョーダン
クライド・ドレクスラー
カール・マローン
ジョン・ストックトン
クリス・マリン
チャールズ・バークレー
マジック・ジョンソン

彼らは今も語りぐさとなっています。

このチームの後、数々のドリームチームが生まれました。
日本でもアテネの野球チームや女子バレーのチームなどが、しばしばドリームチームと呼称されます。
しかし、わたしに言わせれば笑止千万。ただの国内オールスターが『ドリームチーム』などとは身の程知らずにも程があります。
これ以降のアメリカ男子バスケチームを含めて、"ドリーム"と言えるチームなど存在しません。
国内オールスターのチームを『ドリームチーム』と称するなど、無知も良いところです。
ただ、強いだけ、スター選手を集めただけ、では到底ドリームとは言えません。
ジョーダンは言います。
「このチームでのプレーが最後のプレーになった選手もいる。
 だからこそ、ドリームなのだ」
世界的な人気、世界中のファンに夢を魅せられるプレー、世界を圧倒的に制する実力、それに加えて二度と結成されることのない夢のチーム。
これを兼ね備えたチームのみが"ドリーム"の名を冠することができると、わたしは考えています。
『ドリームチーム』とは、軽々しく使える言葉ではないのです。




NBAの伝説 わたしは見逃した!【1】

98-99のニューヨーク・ニックス

正確に言うと、完全に見逃したわけではないんですよね。
ファイナルは全部観ましたし…
が、このシーズンのニックスが本当にすごかったのはファーストラウンド~カンファレンスファイナル。
そこを観てなかったんです。注目してませんでしたから…
今から思い起こしても非常に悔しく思っています。
このシーズンのニックスはミラクルニックスと呼ばれ、その呼称が大げさや言い過ぎではないほどすごかったのです。

このシーズンはロックアウト明けの2月初旬から始まりました。
97-98シーズンが終了すると、NBAの労使協定の期限が切れました。
オーナー側と選手会の話し合いは折り合いがつかず、初のロックアウトに突入します。
ロックアウトはストライキの逆で、オーナーが選手を閉め出すこと。つまり、練習や試合で会場や施設を使わせない措置です。
NBAはMLBやNFLと違って、ファンをガッカリさせないリーグと言われていましたが、とうとう起こってしまったのです。
解決したのは1月の半ば。
レギュラーシーズンを50試合に短縮して行うことは決定したものの、オールスターも開催されず、ジョーダンは2度目の引退、なによりストライキやロックアウトは確実にファン離れを促進します。
さらには前年にマグワイアとソーサのホームラン王争いがあったおかげで、95年のストライキで人気の落ち込んでいたMLBにファンが流れていきました。
98-99シーズンはそんな中、開幕します。

ニックスは94年にファイナルに進出しましたが、ロケッツに敗れました。
その後も強豪チームでありながら、優勝にたどり着くことができません。
主力の選手たちも年齢を重ねていきます。
そこでフロントは、チームの魂と言われたスタークスとオークリーをトレードに出し、スプリーウェルとキャンビーを獲得します。
ファンから猛反発を食らいました。
ブルーワーカーであり、ハードワーカーだった二人。何より魂と言われるほど熱い精神を持っていた二人のトレードは、ファンの怒りを買ったのです。
その余波はトレードで獲得された選手本人にも及び、スプリーウェルとキャンビーには容赦ないブーイングが浴びせられます。
さらにはケガ人が続出で、強豪で粘り強かったニックスは見る影もなく、5割前後をウロウロするような状態になってしまいます。
ヘッドコーチのジェフ・ヴァンガンディーを解雇すべきだとの声も上がりだし、泥沼の一歩手前まで来ていたのです。

しかし、シーズンの終盤にケガ人たちが徐々に帰ってきました。
絶好調、と言えるほどではありませんが、それでも強いニックスに戻りつつありました。
ニックスはなんとか8位でプレーオフに滑り込みます。

ファーストラウンドの相手はヒート。
イースタンの1位VS8位の圧倒的不利な状況でしたが、ケガ人の帰ってきたニックスは8位のチームと思ってはいけない、と言われていました。
その予想通り、シリーズは2勝2敗となり、最後のGAME5(この頃のファーストラウンドは5戦制)は接戦となります。
試合はヒートのホームで、ニックスはきついプレッシャーの中、果敢に戦います。
そして迎えた最終盤、残り0.8秒で放たれたヒューストンのレイアップが決まり、78-77で逆転!
ブザービーターで勝利をもぎ取りました。
8位のチームが1位のチームを破ったのは史上2度目、94年のナゲッツ以来でした。

もともと8位に甘んじるようなチームではなかったニックス。
さらに勢いに乗り、カンファレンスセミファイナルではホークスを相手にせず、4勝0敗であっさりとカンファレンスファイナルに進みます。
スプリーウェルとキャンビーは大活躍し、シーズン当初はブーイングだったニューヨークの観客の声を、歓声に変えていきます。

カンファレンスファイナルでも勢いは止まらず、アウェーで行われたペイサーズ戦のGAME1も勝利します。
GAME2は接戦だったものの、敗れてしまいます。
しかし、敗れたことより大黒柱のユーイングがケガをしたことの方が大きな打撃でした。
衰えが著しいとは言え、ユーイングがセンターとしてドンと構えているのといないのでは大違いです。
ニックスは終わったと、誰もが思いました。
GAME3はホームではあるものの、ペイサーズが押し気味で試合を進めます。
ニックスも粘りますが、試合は残り11秒で88-91のペイサーズが3点をリード。
スリーを決めるか、2点を決めてすぐにファールをするか。
ウォードのパスはカットされかけますが、ボールはなんとかラリー・ジョンソンに渡ります。
ジョンソンは、アントニオ・デイビスをなんとかかわしてスリーを放ち、ファールを受けます。
そして…なんと、放ったシュートは放物線を描き、見事にゴールを通過します。
カウント、ワンスロー! ニックス同点!
マジソン・スクェア・ガーデンの観客は一斉に立ち上がり、大歓声が巻き起こります。
ジョンソンはフリースローもキッチリと決め、逆転! 残り5.7秒を守りきり、逃げ切りました。
史上稀に見る大逆転劇で2勝1敗とシリーズをリードし、観客からは「ジェフ・ヴァンガンディー!」の大声援が巻き起こります。
ヴァンガンディーもまた、スプリーウェルたち同様、批判を歓声に変えることに成功したのです。
GAME4では敗れますが、もはやニックスは止まらず、GAME5GAME6と連勝してファイナルに進出。シーズン8位のチームがファイナルに進む、史上初の快挙を成し遂げました。

ファイナルではスパーズが相手でした。
勢いに乗ったミラクルニックスも、ユーイング抜きでダンカンとロビンソンのツインタワーに対抗することはできませんでした。
GAME3に一勝するのが精一杯で、GAME5で決着をつけられてしまいます。
GAME5はスプリーウェルがゾーンに入り(IN THE ZONE)、神懸かり的な活躍を見せましたが及ばなかったのです。

このシーズンから数シーズンのニックスは本当に熱いチームでした。
観ていて気持ちの良い粘り強さがあったのです。

残り10秒を切って2点差で負けていて、なおかつ相手ボール。
残り1分で8点差。
第3クォーターが終わって30点差。

このような状況でも、ニックスなら逆転勝ちするのではないか?と思わせる期待感があったのです。
実際、そうなったことや、そうなる寸前までいったのも観ました。
スマートさはなくとも、選手が必死なのがヒシヒシと伝わってきました。

しかし、年々成績は下降し、ヒューストンと不可解な高額契約、ユーイングのトレード、キャンビーの自宅に変質者が閉じこもる事件の勃発、ヴァンガンディーの辞任、キャンビーとスプリーウェルのトレード…などを経て、今では粘り強さや熱さは欠片も残らないチームになってしまいました。
昨シーズン開幕前には、最後の砦と言われたカート・トーマスもサンズにトレードされてしまい、あの頃の選手はもう一人もニックスにいません。

90年代から2000年代初頭のニックスの熱さと粘り強さ、そして泥臭さを持ったチームは、現在は見当たりません。
再びあんなチームが現れることを、密かに願っていたりします。




今日はネル炊き

本日、二度目の更新…って日付変わってるじゃん!
でも、26日として認識するんですね。
何時に翌日として認識するんでしょう? よくわかりません。

さて、今日は新しいネルを下ろしました。
今まで使っていたネルで抽出したコーヒーが、舌先にわずかながらピリピリとしたものを感じるようになったからです。
色も茶色を通り越して黒くなってきたし、変え時です。
…いつもながらこの瞬間、なんだか寂しい…
でも、お客様に味わいの良くないコーヒーをお出しするわけにはいきません。
心を鬼にして(?)交換です。
下ろしたてのネルはついている糊などを落とすためと、コーヒーに少し馴染ませるために20分ほど煮沸します。
こんな風に、グツグツと。
ネル炊き.JPG
白いのは麦茶パックです。
中に粗挽きのコーヒー豆を入れてあります。こうやってコーヒーに馴染ませるのです。

ネルは最も美味しいコーヒーを抽出できる方法と言われていますが、手入れが少し面倒です。
一番最初は今日みたいにしなければいけませんし、使用した日は毎回10分煮沸しています。
まあ、コーヒーを一杯も淹れない日はないので、当店では毎日ですね。
コーヒー抽出後は、お湯と水で丁寧に洗い、冷水に浸して密封瓶で冷蔵庫に保管します。
空気中にさらすと、付着したコーヒー粉が酸化してえぐ味が出るのです。
また、洗剤で洗うとその臭いが二度と取れなくなるので、洗剤は使えません。とにかく丁寧に洗います。
それでも微粉は残るので、夜の煮沸で除去するわけですね。
でも、微粉はある程度詰まってないと、抽出スピードが速くなりすぎてあっさりすぎるコーヒーになってしまいます。
多少変色したくらいのネルが、一番美味しく抽出できます。
豆屋さんに、人によっては不潔に見えるかも、それは覚悟した方が良いですよ、と言われましたが、幸いそんな風に言われたことはありません。
そもそも不潔じゃないので堂々と、大丈夫です、と言えますし。
味わい深いと思ってもらえれば幸いです。

そんなわけで明日からは新品ネルになります。
最初のうちはちょっとあっさり系のコーヒーになってしまうかも…
でも、味わいが徐々に変化していくのはネルの魅力でもあるのです。




豆は家で挽きましょう

本日も二度目の更新です。

当店は豆も販売しているのですが、豆のままと挽き豆で購入される方、おおよそ半々くらいです。
つまり、家や職場で抽出している方でも半数はミルをお持ちではない、となります。
…もったいない!
確かに、家でコーヒーを飲むとなれば目覚めの一杯とか、朝食用に、と言われる方が多いでしょう。
電動ならともかく、手挽きではやってられない。そんな時間はないのはわかります。
そして、電動ミルは高い、と。

ですがですがですが!

ミルで挽いている時に漂ってくる香りは、何者にも代え難い良さがあります。
それに挽き豆で購入した場合、2~3日で大半の香りが飛んでしまい、表面積が8~16倍になっているので酸化が急速に進みます。
美味しいコーヒーを飲むためには、自分で挽く!これに尽きます。
そんなわけで当店のフリマブースで一番高いやつを100台くらい買ってください。お願いします。
…ウソです。ごめんなさい。一台で良いです。

楽天を通して売れたことがないので、実際のやり取りってどうなのか、いまいち知らなかったりします。
店に直接来ることのできるお客様が、楽天のフリマブースを見て、直接買いに来られるんですもの…そりゃあ、確かにご来店頂くと送料はかかりませんし、こちらも梱包の手間は省けますけどね…取引方法に店舗支払と店舗受取も明記してますし…
でも、何か違う気がしますよ。わたしは。
何のために代引きの契約までしたんだかわかりません。

じゃあ、どのミルが良いのかと言いますと。
たくさん挽かれる方は電動が楽です。
以前もブログで紹介しました、ナイスカットミルが一番のお勧めですね。

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当店販売価格 \19,950

低速回転なので摩擦熱が生じることがほとんどありませんし、当店でも使用しています。色も写真の黒だけじゃなくて、赤とシルバーもあります。
でも、よほどたくさん挽かれる方でないと、ここまでいらないと思います。

手挽きミルは値段が様々です。
一番売れてるのはカリタのドームミルです。

202.jpg
当店販売価格 \3,100

蓋があって、挽いている最中に飛び散らないのが長所ですが、お客様によると、
「それは良いんだが、投入口がちょっと小さい。こぼす時がある」
だそうで…一長一短ですね。

評価が高いのは同じくカリタのアンチックマップミルです。

203.jpg
当店販売価格 \4,700

少し大きいおかげで、早く挽けて細挽きも楽々、と大変喜んで頂いてます。

売れたことはないんですが、やけに関心が高いのがプジョーのノスタルジー ブラックですね。

217.jpg
当店販売価格 \11,400

値段が値段なので、なかなか買う方はおられませんが、デザインを気にされる方が多いです。

手挽きミルは当然手で回すので回転は遅く、摩擦熱はそれほど生じません。
摩擦熱が過剰に生じると酸化が急激に進んで味と香りが劣化します。
安価でプロペラ式の電動ミルが売られてますが、あれは摩擦熱を最も生じさせるタイプで、しかも粉が均一にならないので雑味が混ざってしまいます。
\5,000~\7,000のプロペラ式ミルを使うくらいなら、\1,000の手挽きミルを使った方が遙かに美味しいコーヒーができる、がわたしの考えです。
…まあ、\1,000の手挽きミルは当店にはありませんが。

挽き豆で買っておられる方や、プロペラ式のミルを使用されてる方、一度手挽きミルをお試しください。
あまりの違いにビックリすると思います。…多分。




日本バスケよ、どこへ行く

久しぶりに日本代表の話をしたいと思います。

あと1ヶ月ほどでアジア大会が行われます。
オリンピックの参加に関する条件はそれほど詳しくないのですが、どうもこの大会で3位以内に入らないと絶望になるようです。
…無理。
率直にそう思います。
開催国枠で出場の決定している中国は、本気モードではないでしょうが手抜きはしてこないでしょう。ヤオは出ないと思いますが。
レバノンやカタールも、世界バスケを見る限りそう簡単に倒せる相手ではありません。
戦術や基礎技術には未熟なものも感じましたが、コーチがアメリカ人であったりアメリカで勉強してきた人たちなので、キッチリと調整してくるでしょう。
この二国が近年伸びてきたのは、コーチがしっかりしているからです。
他にも韓国、台湾、フィリピンなどアジアでは強豪の国はたくさんあります。

それに対して日本はどうなのでしょう?
確かに中国を除いては、明らかに格上の国はありません。
戦い方によっては十分勝ちにいける国ばかりです。
ところが、それは世界バスケのメンバー、コーチ陣での話。
コーチが代わったのはチームにとって予想以上の変化をもたらすものです。
例え、それが名将と呼ばれるコーチであっても同じです。
しかも、メンバーも大きく代わりました。
控えを3~4人入れ替えた、などのレベルではありません。
スターターすら代わるでしょう。
こんな状態にもかかわらず協会は、
「アジア大会は勝ちに行く、当然、北京出場権を獲得する」
と、会見で強調したそうです。
さらには、
「もう、待っている時間はない」
とまで言われたようで…
わたしには意味がいまいち理解できません。
北京オリンピックが、最後の世界規模のバスケ大会だと言うのならともかく、その後もトルコ大会、ロンドンオリンピック…とどんどん続いていきます。
衰えが見え始めている36歳や38歳を代表に入れて、先が見えているのでしょうか?
待っている時間がない、とはどういう意味でしょう?
日本男子は30年間、オリンピックに無縁でした。
それがなぜ、今になって急に時間がなくなったのでしょう?
協会と敵対関係とも言えるbjリーグが急速に伸び始め、そちらに行こうとしている選手が代表レベルでも現れ始めているからでしょうか?
日本バスケ界に時間がないのではなく、協会がバスケ界を牛耳れる時間が少ない、と言ってるように聞こえるのは邪推でしょうか?
世界の動きを知っているなら、安易にその国ではトップの選手だから、と言って大ベテランの選手を代表に入れたりしません。
また、今回の世界バスケの結果でチームを解体したりしません。
どこの国もそんなことはしていないのです。

また、世界バスケが終わった後、中国のヤオは言いました。
「自分とワン(・ジジ)だけでなく、他のメンバーも他国でプレーを学ぶ必要がある。
 控えであっても得るものはあるはず」
では、日本は。
海外挑戦組は、田臥選手を除いて協会の眼中にありません。
森下選手、中川選手、松井くん、伊藤くん。
彼らの名前を、日本代表候補として名前を聞いたことがあるでしょうか。
わたしはありません。
松井くんと伊藤くんに関しては、協会が存在を知らないのでは、とすら思います。
国内トップレベルの選手を寄せ集めただけでは到底勝てません。
アジアでは断トツでトップの中国、その中心選手であるヤオさえ、海外挑戦の重要性を感じているのです。
レバノンやカタールが伸びてきたのは、まさにそういう選手やコーチが増えてきたからなのです。
それなのに、日本はいったいなにをしているのでしょう?
世界ランキングがさらに下がってしまった国が、鎖国状態でバスケを展開して、何が強豪国を目指す?
何が常に世界選手権やオリンピックに出られるような国を目指す?
いったい何を考え、何を言っているのでしょうか?
わたしにはまるっきり理解できません。

日本バスケは、いったいどこへ行くのでしょうか。
アジア大会はもしかすると好成績を残すかもしれません。
ですが、それが未来に繋がる好成績とはとても思えないのです…




コーヒーは健康に良い

本日、二度目の更新です。

コーヒーを飲むと健康になる、とさかんに言われるようになりました。
一番最近では、コーヒーを一日一杯飲む人はアルコール性の肝硬変になるリスクが約20%下がる、と言う研究結果が発表されました。
また、糖尿病、胆石、腸ガンの予防、抑制になる。はたまたダイエットに効果的…など、70年代には発ガン性物質が含まれていると言われていたのに、手のひらを返したようです。

研究が進むにつれて、コーヒーに発ガン性物質が含まれている説は完全に否定されました。
むしろ、ガンを抑制するとして医学的にも大きな注目を集めています。
上記の病気に効果的かどうかは、断定されたものと、多分効果があるだろうとされているものにわかれますが、健康を害することはほとんどない、と言われるようになりました。

ところが、コーヒーを飲み過ぎて胃潰瘍、あるいは十二指腸潰瘍になった、と言う人を見かけたことはないでしょうか?
健康によいはずのコーヒーを飲んでなぜ?

まず、コーヒーと健康に関する研究結果を発表しているのは、大半が欧米の研究者であることがあげられます。
欧米でコーヒーと言えば、ミルで豆を挽いて粉から抽出したホットコーヒー。
日本のように缶コーヒーやインスタントコーヒーはほとんど存在しないのです。
アイスコーヒーを飲む国すらほとんどありません。
彼らの言うコーヒーに、缶コーヒーやインスタントコーヒーは含まれていないのです。

缶コーヒーやインスタントコーヒーは、基本的にロブスタ種と言われる豆を使用しています。
この豆は栽培が比較的簡単で、少量で多くのコーヒーを抽出できます。安価でコーヒーを作るのに最適なんですね。
しかし、この種の豆は、一般的にレギュラーで飲まれるアラビカ種に比べてカフェインが倍ほど含有していると言われ、当然胃への刺激や負担が大きくなります。
また、ロブスタ種は苦味が強くて酸味が全くなく、泥臭いのでストレートで飲むのは非常に困難、と言われています。
そんな豆を使用していますが、缶コーヒーは基本的に甘いものが多いですよね?
無糖でも泥臭くはありません。
つまり、味を調整するためにいろいろな添加物が加えられているわけです。
カフェインが倍あり、砂糖や乳化剤などの添加物を加え、さらには抽出されて日数の経ったコーヒーを、一日に何本も飲めば身体を壊すのは当たり前です。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍はコーヒーだけが原因で患うことはまずありません。
コーヒー消費量世界一のフィンランド人は、一日平均約9杯のコーヒーを飲むそうですが、コーヒーが原因で胃潰瘍になるなら、フィンランドは胃潰瘍患者で溢れかえっていることでしょう。
ですが、そんな話は聞いたことがありません。

コーヒーは体に良いです。
だからといって、缶コーヒーやインスタントコーヒーをがぶ飲みすると体を壊します。
あれらは研究者たちが言うコーヒーとは別物なので、注意しなければなりません。




NBAの伝説 わたしは観た!【2】

コービー81点!

これが起こったのは05-06シーズン。
つい最近です。
コービーのレイカーズは、リーグの最下位近辺をうろうろしていたラプターズと対戦しました。

試合の序盤はラプターズのペース。
ヴィラヌエバの活躍で一時10点差をつけられ、絶好のチャンスにミスするなど、波に乗れません。
コービー自身も第一クォーターで14点取ったものの確率が良くなく、セレクションの悪いシュートもありました。
流れが悪い割に突き放されなかったのは、ミームのオフェンスリバウンドが大きな要因でしょう。
第1クォーターは36-29の7点差で終わります。

第2クォーターも流れはラプターズ。
中盤では差をさらに広げられ、14点差をつけられます。
この時点ではコービーは第2クォーター無得点で、ようやくスリーを決めて自身の得点は17となりますが、その後は立て続けにシュートを落としたり、トラベリングを取られたりと、自身もレイカーズも得点が伸びません。
点差は15点に広がります。
残り3分強、コービーは目の覚めるようなダンクを決めます。
しかし、ラプターズはペースを乱さず、逆にレイカーズはオドムがオフェンスファールを取られるなど、ペースが掴めません。
コービーだけは流れを掴んだのか、ジャンプシュートを決め、スティールも見せ、自らのフリースローミスのリバウンドを取ってシュートを決めます。
第2クォーターが終わった時点でコービーの得点は26点。
試合は63-49でラプターズが大きくリードします。
ラプターズはマイク・ジェームスが絶好調で、前半終了時点でスリーをミスなしで5本決めていました。
世界バスケに見慣れた方ですと、この数字が前半終了時のものとは思えないでしょう。

第3クォーターに入って先取点をあげたのはまたしてもラプターズ。
ジェームスが早々に6本目のスリーを決め、点差は広がる一方です。
レイカーズはオドム、ミーム、ブラウンのシュートが入りません。その隙にさらにスリーを決められてしまいます。
コービー自身は徐々にシュートが入り出しますが、ボールがあまり回らず、点差はとうとう18点まで開いてしまいます。
しかし、残り7分を切った頃から、コービーは勢いを増していき、甘いディフェンスの隙をついて、ジャンプシュートやスリーを決めていきます。
ラプターズもなかなかシュートを落とさず、レイカーズはコービー以外のシュートが入りません。
この時点でオドムはフィールドゴール0/6、フリースローを一本決めてようやく初得点になったような状態です。
コービーはもう自分が頑張るしかないと思ったのでしょう。
残り6:20でスリーを決め、自身の得点は41点となり、10点差に詰め寄ります。
この日のラプターズはディフェンスは甘めだったものの、オフェンスでは上手くボールが回っていました。
コービーに点を取られても、自分たちは誰かが決める、そんな思いだったのではないでしょうか。
試合はコービーとラプターズの点の取り合いとなっていきます。
オフェンスでは相変わらずコービー以外のシュートがほとんど入りませんが、ディフェンスは徐々に機能し始めます。
残り5分を切ったところで、またしてもコービーのスリーで点差は5点に詰まります。この時点で、第3クォーターだけでコービー21点に対して、ラプターズは15点。ラプターズのリズムが崩れ始めます。
逆にレイカーズはコービーのミスをミームがフォローしたり、オドムのナイスパスをパーカーがダンクで締めくくるなど、流れはレイカーズに傾き始めました。コービーの連続得点が流れを引き寄せたのです。
第3クォーター終了時点で85-91と逆転、コービーの得点は53に伸びます。

第4クォーター。
序盤にコービーは顔をはたかれますが、ファールを取ってもらえず、抗議してテクニカルファールを取られます。
これに奮起したのか、コービーはより積極的にゴールを狙うようになります。
会場がロサンゼルスのステイプルセンターだったため、会場からはMVPコールが起こり始めます。
ラプターズも粘りますが、前半は高確率だったシュートはフリースローすら外れるようになっていきます。
それでも試合は接戦。コービーに対するディフェンスもきつくなってきました。
ローズが執拗にディフェンスに来ます。
そこでコービーはアシストに回りオドムのスリーをアシストし、ディフェンスの的を絞らせません。
残り6:01、二本目のフリースローを決め、自身のキャリアハイ62点を上回り63点、さらにもう一本決めて64点となります。
残り5分弱、スリーを決めて70点、ジョーダンの69点を抜きました。さらに残り4:28でジャンプシュートを決めてエルジン・ベイラーの71点を抜き、72点を記録します。
ここまで来ると、完全にラプターズが乱れ始めます。
点差は15点に開きますが、まだ3分以上残っており、主力を下げられる状態ではありません。
記録は伸び続けます。
残り1:47、フリースローを三本とも沈め79点。チェンバレンの二番目の記録78点を抜き、史上2位に浮上します。
さらに残り43秒でフリースローを二本決めて81点達成!
80点越えは史上二人目の快挙です。
最終的には104-122と大差がつきました。
レギュラーシーズンにこれだけの差がつけば、観客は帰り始めます。
しかし、歴史的な記録を目の前で展開されては誰も帰りません。それほど熱くないロサンゼルスの観客が総立ちで歓声を送り続けました。

最終盤には明らかなセレクションミスのシュートが何本かありましたが、あれくらいは誰でもします。
この数字だけを見て、自己中が自己中故に作った記録、と言う人がいますがそれは間違いです。
試合を観れば必要な得点であり、コービーが自己中なプレーをしていなかったことは一目瞭然です。
素晴らしい記録達成の瞬間を目の当たりに出来たことを、感謝したいと思います。




お客様に言われたこと

本日、二度目の更新です。

今日、お客様に言われました。
「店に入るとコーヒーのいい匂いが漂ってくる」
…はて?
確かに入り口の正面に、
コーヒー棚
こうやって豆と豆の説明を陳列しています。
容器に入れている豆は全て本物なので、香りが多少、漂ってはいるでしょう。
…が。
この陳列しているのは古くなって、使えなくなった豆です。しかも、何ヶ月も置いてあります。
単に豆はこんな形してますよ~みたいな感じで、見て頂ければいいな、と思って置いたのです。
当然、長期間密封もせずに放置してあるので、香りなど既に飛んでしまってます。
でも、何人かのお客様は、
「あ~、この棚からええ香りがするんやな」
と仰います。
なぜ!? Why!?
「コーヒーの香りがするから、落ち着くわ~」
ええ!?
確かに抽出中は店いっぱいに香りが漂いますけど、まだ何もしてませんよ!
わたしの鼻がおかしいのか!?
…少し悩んでおります。

もう一つ。
「キレイなお店ですね」
ええ。そりゃあもう。汚いと菌が湧いたりしますし、なによりお客様の印象も悪くなりますからね。清潔に保たなければいけません。
…そう言えば…
SVZは二階にあります。当然、階段で上がってもらいます。
確かに一階の喫茶コーナーと二階のSVZ自体はキレイにしてあります。
…が。
階段が汚い…
よ~く見るとほこりがいっぱい…
階段の掃除、さぼってた…
せっかくキレイな店、って言って頂いたのにこれはいかん!
バッチリ掃除しました。
良かった…キレイって言ってくれたお客様にSVZ使わせて、って言われたらどうしようかと思いました。
常々、隅から隅までキレイにしてないといけないと思った今日この頃です。




NBAの伝説 わたしは観た!【1】

94-95のヒューストン・ロケッツ

伝説は年代の古い順にいこうかととも思いましたが、順不同でいきます。
どのみち、途中で思い出して遡ったりすると思うので、それなら最初から順不同でいこうじゃないかと言うことで。

94-95シーズンのロケッツは、前年のチャンピオンと言うことで好成績が期待される反面、連覇は無理ではないか?、と言われていました。
開幕9連勝はしたものの、その後はいまいち調子に乗れず、大きな連敗がない代わりに大きな連勝もありません。
12月終わり頃に一時貯金が5にまで減り、その後は徐々に持ち直していくものの、このシーズン62勝したスパーズや60勝したジャズに比べて勢いは全く感じられませんでした。
そして2月半ば、トレード期限ギリギリでオーティス・ソープをトレードに出し、クライド・ドレクスラーを獲得します。
ドレクスラーはバルセロナのドリームチームの一員で、少し衰えが見え始めていましたが、人気も実力も超一流のガードです。
それでも、ソープの放出は疑問視されました。ソープとドレクスラーではポジションが違うのです。
パワーフォワードとして、オラジュワンと共にロケッツのインサイドを支えていたソープを放出するなんて、ロケッツは気が狂ったのか、みたいな言い方をされました。
ドレクスラー獲得後、確かにチームのバランスが崩れました。
インサイドの負担はオラジュワン一人に集中してしまい、中を固められるとどうにもなりません。
結局、トレード後の勝率は5割を切ってしまい、レギュラーシーズンの最後にも3連敗を喫し、47勝35敗でウェスタン6位に転落しました。
プレーオフにとりあえず進めた、そんなレベルでした。
この頃、ロケッツの優勝はもはや夢物語でした。
連覇を信じている人は誰もいません。
世間の話題はジョーダンの復帰に集中し、ロケッツは蚊帳の外だったのです。

プレーオフに入ると、ロケッツの様相が一変します。
突如、チームが機能し始めたのです。
オラジュワンがインサイドで、右に左にステップを踏み相手を翻弄し、二人三人に囲まれてもシュートを決め、自分が無理であれば外にパスを戻しスリーを打つ。
この時のロケッツは、インサイドをオラジュワン一人に任せ、他の四人はスリーポイントラインの外で待っていました。
そして、スミス、オーリー、エリーなどが高確率でスリーを決め、ドレクスラーはオラジュワンに集中して空いた隙に付けいりました。
ファーストラウンドではジャズに1勝2敗と追い込まれながら、連勝してカンファレンスセミファイナルに進出(この頃のファーストラウンドは5戦制)。
セミファイナルではサンズに1勝3敗まで追い込まれながら、3連勝で大逆転勝ちします。
GAME7はアウェーで1点差勝ち、接戦に強い事を証明しました。
こうなると前年度チャンピオンは勢いに乗ります。
カンファレンスファイナルでは62勝をあげ、MVPロビンソンを率いるスパーズ。ホームコートアドバンテージは当然スパーズです。
ですが、ロケッツはあっさり敵地で連勝します。
オラジュワンのステップ、スピン、シュート、ブロック、何もかもが圧倒的で、どっちがMVPかわからないほどロビンソンを翻弄します。
彼の華麗でしなやかなステップはドリームシェイクと呼ばれ、まさに相手を攪乱しました。
スパーズも意地を見せて、ヒューストンでのGAME3、GAME4に勝利しますが、もはやロケッツとオラジュワンの勢いは止まりません。
センターでありながら、ゴール下でボールをもらい、シュートにいけないと判断すると自分でスリーポイントライン付近まで戻り、もう一度ドリブルから攻め込むオラジュワンのスタイルに、ロビンソンはついていけません。
本来、センターはゴールに背を向けてボールをもらい、ターンしてシュートを決めるのが基本です。
ところが、オラジュワンはゴールに顔を向けて自分でドリブルしてステップを踏み、フェイドアウェイシュートやダンクを決める、恐るべきスタイルを確立していたのです。
古今東西、こんなプレーの出来るセンターは存在しません。全盛期のオラジュワンはポイントセンターとまで言われ、誰にも止められませんでした。
MVPであり、3年前にはディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得したことのあるロビンソンでも同じです。
GAME6ではロビンソンを19点に抑えながら、自身は39点をあげました。
この試合の第3クォーターのオラジュワンは、まさに神懸かっていました。
オフェンスではロビンソンを相手にせず、ディフェンスではエリオットのダンクをはじき返す。
スパーズには手の打ちようがありませんでした。
ベテランのリバースが踏ん張って接戦を演じましたが、ロビンソンがオラジュワンに全く歯が立たず、チームも敗れてしまいました。
結果、ロケッツは2年連続ファイナルに進出。相手はジョーダンの復帰したブルズや、全盛期のミラー要するペイサーズを破って上り詰めてきた、新進気鋭のシャック率いるマジックでした。
GAME1の序盤、ロケッツは20点の大量リードを奪われます。
しかし、ペースを乱さず徐々に追いついていき、終盤になると試合がわからなくなってきました。
残りわずかの場面で、マジックのアンダーソンがフリースローを得ます。
点差は3点でマジックのリード。
残り時間を見る限り、1本決めればマジックの勝利はほぼ確定で、アンダーソンはフリースローの名手でした。
にもかかわらず、なんと2本連続ミス!
ですが、アンダーソンは自分でリバウンドを取り、ファールを受けてもう一度フリースローラインに立ちます。
ところが、なんとこれも2本ともミスし、7割を超える確率を誇っていたアンダーソンが4本連続ミスとなってしまいました。
この時間帯、この場面でのフリースローがいかに強いプレッシャーがかかるかを、象徴するようなシーンでした。
リバウンドを今度はしっかりと抑えたロケッツはタイムアウト。スリーを決めれば同点です。
そして、タイムアウト後、スミスが見事に決めて同点、試合はオーバータイムとなります。
流れは完全にロケッツでしたが、マジックも食い下がります。
残り10秒を切って同点、ロケッツボール。
ドレクスラーが果敢に切り込んでレイアップを試みますが、ミス。ダブルオーバーターム突入か?と思った瞬間、オラジュワンの長い手がボールをティップし、ブザーと同時にゴール!
アナウンサーが、
「Tip IN!! Tip IN!! Tip IN!! BY HAKEEM!!」
と絶叫したのを覚えています。
接戦を制したロケッツは勢いに乗り、逆に若いマジックは完全に勢いを失いました。
ファイナルはロケッツの4連勝で幕を閉じたのです。
若かりしシャックは、オフェンスではオラジュワンをしばしば圧倒していました。
ですが、ディフェンスでは全くと言えるほどオラジュワンを止めることが出来ませんでした。
シャックやロビンソンは遊ばれていた、と表現しても言い過ぎじゃないほど、この時のオラジュワンは凄まじかったのです。
マジックのペニーが言いました。
「ドリームシェイク? 冗談じゃない。ナイトメアシェイクだよ」
まさにオラジュワンは相手の悪夢となったのです。
誰も連覇を信じていなかった、レギュラーシーズン6位のチームが優勝を果たした時、コーチのトムジャノビッチはテレビに向かって言い放ちました。
「チャンピオンのハートをあなどるな」
他のチームは、恐れ入りました、と言うしかなかったことでしょう。




NBAの伝説 まだ生まれてなかった!【1】

ウィルト・チェンバレンの伝説

これからネタが思いつかない日は、NBAの数々の伝説を取り上げようと思います。

まだ生まれてなかった!シリーズ
まだ観てなかった!シリーズ
わたしは観た!シリーズ
わたしは見逃した!シリーズ…などを予定しています。

さてさて、最初の伝説はウィルト・チェンバレンです。
NBAを知っている人であれば、この名前を聞いて真っ先に思いつくのは100点でしょう。
1962年のニックス戦において、彼は一人で100得点を達成しました。
また、得点ばかり大きく取り上げられますが、この試合では55リバウンドも同時に記録しています。
なんとも規格外の数字です。
ですが、この試合は非常に醜いものであったようです。
チェンバレンのウォリアーズは100点を達成させようと、チェンバレンにボールを集めまくり、相手のニックスは達成させまいとチェンバレン以外の選手にファールをしまくったと言います。
試合はまともなものではなく、勝敗を無視したファール合戦だったそうです。
しかし、この試合について詳しく知る人はあまりいません。
なんと、ビデオにもフィルムにも残っておらず、音の割れたラジオが残っているのみだそうです。
ですから、映像というか、写真が残っているのみ。チェンバレンが100と書かれた紙を持っている写真だけです。

昨シーズン、コービーが81点を達成した時、真っ先にチェンバレンの記録と比較されました。

時代が違い、得点の下がった現代の81点の方が価値がある。
コービーは勝ち負けより自分の記録を優先した。弱小相手だから得点能力の高い選手だったら誰でもできた。自己中であるが故の記録。

など、いろいろと言われました。
時代が違うのは確かですが、比較することにわたしは意味を見出せません。
どっちもすごいのです。
比較論争はネット上での掲示板などでファン同士が行うのみならず、メディアでもさかんに議論されています。
今の方がディフェンス偏重だから、昔の方が基礎はしっかりしていた、今の選手の方が身体がしっかりしている…
一方を讃えるために、必要以上に他方を貶めているように思います。
こう言う考え方って、根本的なものが欠落してると思うんですよね。
時代の違いには違いないのですが、バスケのスタイルやオフェンスディフェンスどちらに力を入れてるか、ではなく、取り巻く環境です。
60年代の選手より今の選手の方が身体がしっかりしているのは当たり前です。
食品の質やトレーニングの科学などが格段に発達して、効率よく栄養を取り、鍛え上げる知識が発達しているのですから。
今の選手が60年代に行けば一番になれる、昔の選手では今のリーグでは活躍できない…などの言い方はここが抜けていますね。
現代の選手が、一人だけ現代の食生活と知識を丸々持っていければ、そりゃ勝てるでしょう。
昔の選手が、一人だけ昔の食生活と昔のままの知識だけを持ってくれば、そりゃ負けるでしょう。
現代の選手やファンは、過去の選手たちが築き上げ、研究してきたものが土台となって今となったことを忘れてはなりません。
昔なら、今なら、ではなく周囲の人間全てが同一の条件で戦い、その中でトップクラスになった選手には等しく敬意を払うべきだとわたしは思います。

さて、話がチェンバレンから少し逸れました。
チェンバレンと言えば、自伝を出しています。
その中で有名なのが、20000人の女性と関係を持った、と言う下りです。
ちょっと待ちなさい。
20000人…?
チェンバレンがこの自伝を出したのは1991年で、55歳です。
10歳の頃から始めたとしても45年。
16425日しかありません。
10歳の誕生日から、毎日違う女性としてても3000人強足りません。
現実味のない話で、ブラックジョークだと言われましたが、奇しくも時期がマジック・ジョンソンがHIV感染で引退した頃でもあり、不謹慎だと言われてしまいました。

この頃のインタビューで、今でもプレーできるか?との問いに、
「当たり前だ。今でも俺はトップセンター。トラベリングばかりしてるジョーダンを抜いて得点王になれる」
と答えていたのを覚えています。
なんとも豪放な人物です。
確かに50歳を超えているとは思えない体つきをしており、引退したとたん太ってしまう選手が多いのに、ものすごく引き締まっていました。

彼は100点だけでなく、数々の記録を樹立し、センターとしては史上唯一アシスト王にも輝いた選手でした。
また、一試合で22点、25リバウンド、21アシストの3部門で20以上を達成した史上唯一の選手でもあります。
センターは接触の多いポジションでありながら、ファールアウトは一度もありません。技術の高いディフェンスをしていたのでしょう。
しかし、常にライバルのビル・ラッセルが立ちはだかり、優勝は2回とそれほど多くありません。
その優勝も、彼の得点やその他の数字が落ち始めてからのものであり、こうした経緯から得点王がいるチームは優勝できない、とよく言われます。
実際、得点王のいるチームが優勝したのはジョーダン率いる90年代ブルズの6回を除いて、ごくわずかしかありません。

そんなチェンバレンは1999年に63歳で、心臓発作により急逝しました。
60年代に活躍した選手たちの中では一番元気そうで、一番長生きしそうな人だったのに、真っ先に天に召されたのです。




苦労人ベン・ウォレス

一番好きな選手は誰ですか?と聞かれたら、わたしは迷うことなくベン・ウォレスの名をあげます。
歴代では?と言われると少々悩みますが、現役では最も尊敬する選手です。

ベンはNBAでも有数の苦労人でしょう。
今ではディフェンスの達人として認められ、チャンピオンリングも獲得し、オールスターの常連です。
その奇抜な髪型は人々の目を引き、ハードにプレーする様は賞賛されています。
…あのアフロをさらに爆発させたような、それでいて耳は見える、よくわからない髪型(ボンバーヘッドと言うらしい…)を真似しようとする人はさすがにいないようですが…
真似たいかと、賞賛はまた違うようです。
ここにたどり着くまでには様々な困難がありました。

ベンの兄弟は11人。
それを母親が女手一つで育ててくれましたが、生活は貧しく、苦しかったと言います。
家計を助けるために泥棒紛いの事をして、犯罪者の一歩手前まで行ったこともあると言います。
そんな彼や兄弟に母親は厳しく接し、家族愛と働くことの大切さを教えたそうです。

大学には奨学金でなんとか入り、そこそこの活躍は見せたもののドラフトで指名されることはありませんでした。
毎年、60人は選ばれるドラフト選手の中にベンはいなかったのです。
彼はセルティックスのワークアウトを受け、なんとか枠に食い込もうとします。
彼は屈強の肉体を持っていたので、自分の仕事はインサイドで身体を張ること、と思っていました。
ですが、NBAのインサイド選手たちに比べると少し身長が足りません。
登録では6フィート9インチ(206cm)となっていますが、おそらく202cmか203cmしかないでしょう。きっとボンバーの分が足されているに違いありません。
そのため、当時のセルティックスのコーチは、
「もっとドリブルワークを磨き、シュート力を身につけろ。
 そうすればロースターに残してやってもいい」
と、提案しました。
しかし、ベンは自分の生きる道はゴール下だ、との信念を貫き、セルティックスからは解雇されます。
その後、アメリカではどこもベンと契約してくれないので、イタリアに渡ります。
この頃のイタリアリーグはまだアメリカよりもレベルはかなり低いところでしたが、ヨーロッパのリーグは昔からシュートが上手くないと生き残れないのが伝統です。
現在でも、フリースローのみの勝負であれば一般人にも負けそうなほどシュートの苦手なベンでは、アメリカ以上にプレースタイルが合いませんでした。

アメリカに帰国すると、ベンはなんとかワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)に入団しました。
ここではろくなプレータイムを与えられることなく、オーランド・マジックにトレードされます。
マジックではスターターとしてプレータイムを与えられ、リバウンドを伸ばします。
そして、トレードでデトロイト・ピストンズに入団したのです。
当時はスーパースターのグラント・ヒルと、ベン+チャッキー・アトキンスをトレードするなんて、何を考えてるんだ、とピストンズに疑問が投げかけられました。
どう考えても釣り合いが取れているとは思えなかったからです。
実際、次のシーズンではピストンズはプレーオフに進出すらできませんでした。
当たり前だ、とみんな言いました。
ベン自身は、リバウンドを前シーズンの8.2から13.2に大幅に躍進し、インサイドで力になれることをアピールします。
翌シーズンの01-02シーズンから、ベンは認められ始め、オールディフェンシブチームの常連となり、01-02、02-03、04-05、05-06の4シーズンで最優秀ディフェンス賞(ディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー)を獲得し、ピストンズのみならず、リーグを代表するディフェンダーとして評価されています。
03-04シーズンではチームの柱、魂としてピストンズを支え、優勝に貢献しました。
この時、ファイナルMVPはビラップスでしたが、誰もがベンなしで優勝はあり得なかったと思っています。
GMのデュマースは、
「ベンはチームの土台。彼なしではチームが成立しない」
と、言っています。

シュート力の不足から各チームにそっぽを向かれ、他国のリーグでも契約できなかったベン。
しかし、彼は己の信念を貫き、シュート力が劣っていてもチームに貢献できる事を証明して、NBAで成功を収めました。
信念を貫いて生きるのは口では簡単に言えても、実行するのは難しいことです。
また、彼はハードワーカーで、ウェイトトレーニングは一番最初に来て一番最後までやっていると言います。
ピストンズのトレーニングは量より質、が方針だそうなので、質の高いトレーニングを長時間やっているのでしょう。
それに耐えうる精神力はものすごいと思います。
こんなベンは、労働の街デトロイトでは常に尊敬されてきました。
ですが、彼は言います。
「やるべき事をやっているだけだ。
 賞賛されることは何もしていない。
 スタジアムに足を運んで応援してくれるファンは朝から夕方まで一所懸命働いている人たちだろう。わたしはファン全員を尊敬している。」
この言葉を聞いた時、衝撃を受けました。
プロスポーツ選手からファンに対して、感謝ではなく尊敬という言葉が出てきたからです。
確かにその通りで、スポーツ選手のみならず、全ての人が持たなければならない精神ではないでしょうか。
わたしは喫茶店を営業していますが、お客様に対して感謝の念は持っていても尊敬の念は持っていなかったと思います。
稼いだお金を当店で使ってくださるのですから、感謝と同時に尊敬もしないといけないな、と心に刻まれました。
また、対人することが少ない業種でも、物品を買ってくれるという意味でなくともお客様は必ず存在するのですから、ベンのような精神を持つのは非常に大事だと思います。
こんな大事な精神を教えてくれたベンは、真に尊敬できる選手です。

そんなベンも、今シーズンからブルズに移籍しました。
ピストンズはベンの年齢を理由に、年俸を出し惜しみした、と言われていますが、真相は定かではありません。
デトロイトの市民に愛され、街とチームの象徴と言われていたベンの移籍で、ピストンズとブルズがどう変わるか、注目です。

一つだけ寂しいのが、もうデトロイトのDJ、メイスンによるベンの選手紹介が聞けないことです。
「BABABABABABABA、BA、BA、BA、BA、BA!BA!BA!BA!BA!…Ben…WUWUWU~RURURURURU(巻き舌)Wallace!!…wallace!!!!!」
ふざけてるのか真面目なのかわかりませんが、妙に格好良く、上手かったので気に入ってたんですよね…
寂しいです。
メイスンによるピストンズの選手紹介は独特で、面白いけど格好良いです。ベンはいませんが、機会があったら一度じっくりご覧になると良いでしょう。

ちなみに、わたしはベンの髪型を真似ようとしたことがあります。
かなり長髪だった時期があって、おろすと胸部くらいまでありましたかね?
その長い髪をベンのようなボンバーヘッドにしようとしました。
…全力で周囲に止められましたね。
「あれはベンだから似合う」
「黒人だから似合う」
「日本人には絶対に似合わない」
「あんな髪型したマスターのいる喫茶店に客は入らない」
くそう。わかったよ…
そんなわけでばっさり切っただけにとどまりました。




当店のコーヒー抽出法

本日も二度更新です。
バスケとコーヒーでは関連性が低すぎて、一緒の日記にするとわけがわからなくなるので、しょうがありません。

本日は初めてご来店のお客様がいらっしゃいました。
そのお客様に、
「こんなに丁寧に淹れてるの?」
と、驚かれました。
そういえば、開店当初はよくそんなことを言われていたような…
最近は当たり前のようにしていましたし、ある程度お客様も固定されてきたので、お客様も当たり前と思われているのでしょう。
でも、世の中では当たり前ではないようなので、当店のコーヒー抽出手順を紹介します。

1.サーバー、カップ、ネルを温める
  これは基本でしょう。
  アイスの場合はカップを温める必要はありませ
  んが…

2.豆を適量計り、適した粗さで挽く
  ご注文を受けてから挽くのは当たり前。
  挽いて長く置いた豆は風味が飛びますし、酸化
  します。
  そんな豆で抽出したコーヒーをお客様に出せる
  わけがありません。
  ちなみにミルはカリタのナイスカットミル(ブラ
  ック)です。
  当店のフリマでも販売しております。

3.微粉をふるう
  微粉があると、味にばらつきがでます。
  また、ネルはペーパーフィルターより目が粗い
  ので抽出したコーヒーに混ざってしまいます。

4.水は軟水
  軟水の方がまろやかなコーヒーになります。
  当店の有機栽培コーヒーはまろやかさが売りで、
  軟水を使うことによって、さらにそれが際だち、
  飲みやすいコーヒーになります。
  …日本はほとんどが軟水ですが。
  ちなみに硬水は苦味が少し強く出ます。

5.お湯の温度は90℃
  温度が高いと苦味が強く抽出され、香りが飛び
  ます。
  低いと苦味が上手く抽出されず、香りがいまい
  ち出にくいです。
  90℃が最適で、バランス良く抽出できます。
  また、お客様が飲み始める頃に、熱くもなく温
  くもない温度になります。

6.蒸らしは1分
  第一湯で粉全体を湿らせます。粉の表面を荒ら
  さないように、お湯をかけるのではなく置くよ
  うに注ぐのがコツ。
  そして、一分間待ちます。
  この長さが一番驚かれます。
  本やいろいろなサイトを見ると20秒とか30秒が
  一般的だからです。
  ですが、当店では1分間蒸らします。
  有機豆の仕入れ先の店長も1分と仰ってますし、
  なにより、自分で1分が最適と判断したからで
  す。

7.仕上げ
  第二湯以降も細くゆっくりと注いでいき、第四
  湯~第五湯で、適量を抽出できるようにして、
  完成!

…別に特別なことしてるとは思えませんけどね。
こう淹れた方がわたしが美味しいと思うし、だからお客様にもお出しできます。
ですが、まだまだ研究、向上の余地があります。
さらに美味しいコーヒーが出せるように日々、努力していきます。




ジョーダンは神じゃない

テレビなどで、マイケル・ジョーダンが、
「彼は神と呼ばれています」
「神様ですから」
「バスケットの神です」
と形容されていることがあります。
実はアメリカではこのような呼ばれ方はしていません。
正確に調査・確認をしたわけではありませんが、恐らく彼を神だと言っているのは日本人だけでしょう。
アメリカではAIR(エアー)またはAIRNESS(エアネス)、あるいはMJ(えむじぇい)と呼称されています。
キリスト教徒とイスラム教徒が大半を占めるアメリカに置いて、人間を神だと形容するのは言語道断、預言者とすることすら許されることではありません。
神はあくまで一人であり、絶対的なものです。
世界一信仰心が薄いと言われている日本ではいまいちピンと来ないかもしれませんが、敬虔なクリスチャンやイスラム教徒は、人間を神だと口が裂けても言いません。神に対する侮辱です。
イスラムの預言者ムハンマドを描いたデンマークの風刺画が問題になったり、先日ドイツでのローマ法王の発言が大問題になったりしたのをご存じでしょう。
彼らにとって宗教とは命の次に大事なものであり、汚されたり侮辱されることは許されることではありません。下手をすれば戦争になります。
では、なぜ日本ではジョーダンが神だと言われるようになったのでしょうか。

事の発端は1986年のプレーオフ、ブルズVSセルティックスのGAME2
大ケガから復帰したジョーダンの活躍で、何とかブルズはプレーオフに滑り込みました。
しかし、相手は最強のセルティックス。
バード、マクヘイル、パリッシュのフロントコートは、今の時代でも反則だと言われるほど強力無比で、控えも充実していました。
歴代で最強のチームはどこか、と言う議論には必ず出てくるほどのチームです。
このセルティックス相手にジョーダンは、プレーオフ史上最高となる63点を記録しました。現在もこの記録は破られていません。
結局、ダブルオーバータイムの末、セルティックスが勝ちましたが、あまりのジョーダンの活躍に試合後、相手のバードが、
「神がマイケル・ジョーダンの姿を借りたようだった」
あるいは
「彼のバスケットシューズに神が宿ったようだった」
と言うニュアンスのコメントを残しました。このコメント、諸説あって正確なのはわかりません。
ただ、よく日本で言われているような、
「彼はマイケル・ジョーダンの姿をした神だ」
などの、直接ジョーダンを神に形容した発言はしていないとの事です。
日本人はこのバードの発言を曲解しちゃったわけですね。
そして、日本の主な宗教は仏教で、いろいろなものに神が宿っていると考える多神教です。山の神、海の神、空の神、学問の神、戦いの神…神様がそこら中にいる国です。
そのため、ジョーダンをバスケの神、と形容することになんの抵抗も感じないのです。

日本ではバスケの神のようにすごい選手として、ジョーダンは認識されていますが、数々の挫折を味わっています。
高校2年の時ベンチ入りから外され、ユニホームの運搬係をやらされました。外れた理由は、他に身長の高い選手がいたから。
ジョーダンは家族に知られないように声を殺し、部屋で泣いたと言います。
その後、大学で優勝し、ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得してNBAに入ります。
しかし、個人としては優れた選手だが、チームを優勝に導くことの出来ない、自己中心的な選手の典型として散々批判されています。
しかも、88年、89年、90年の3年。全てデトロイト・ピストンズに粉砕され、叩きのめされました。
彼らは史上でも稀な強力・凶悪・凶暴なディフェンスで立ちはだかり、ジョーダンとブルズを阻み続けます。
ジョーダンが45点取っても60点取ってもピストンズには勝てない。どうすればいいんだって顔をしていたと言います。
「むこう(ブルズ)には最高の選手がいるかもしれないが、俺たち(ピストンズ)の方が良いチームだ」
と言われ、本人も、ブルズも、ファンも、チームに関わる全ての人が失望し、ジョーダンは協調性のない選手のレッテルを貼られてしまいました。
しかし、その後に3連覇し、そのレッテルを払拭したのです。
3連覇の後、ジョーダンは引退を考えていました。
コーチと一緒に目標を考えますが、思いつきません。
目標もなく惰性で続けたのでは、才能を失ってしまうだろう、と彼は考えていたのです。
本気で引退を決意し始めた頃、想像もしない悲劇が起きました。
父親が強盗に殺害されたのです。
この時、頭の中が真っ白になったと言います。
父親は生前、バスケで目標がないのなら子供の頃の夢を追って野球界に入ってはどうかと言っていました。
ジョーダンはその言葉に従い、バスケを引退し、野球界に入ります。
メジャーに昇格は出来ませんでしたが、マイナーリーグで徐々に実力をつけていきました。
しかし、この頃メジャーのストライキが泥沼と化し解決の糸口が全く見えないまま、32歳のジョーダンはろくに練習もできない状態になってしまいます。
追い込まれたジョーダンは、この歳で練習できない状態が続くのならメジャー昇格は不可能、と判断し、この頃ブルズが苦戦していたこともありバスケ界に復帰します。
復帰後、センセーショナルな活躍を見せますが、プレーオフでは自らの凡ミスで敗退。しょせん、一度引退して復帰した選手が活躍などできるはずがない、と疑問と批判を投げかけられました。
それでもジョーダンは奮起し、95-96シーズンには最高勝率記録をブルズにもたらし、また3連覇を成し遂げます。

彼はしばしばなんの苦労もなく頂点に立ち続けた天才のように語られることがあります。
ですが、その実、多くの人より苦労と挫折を味わい、それをはねのけ頂点に立ちました。
人々は彼のようなスーパースターでも挫折するところを見て、親しみを覚え、より感動したと言われています。
また、彼は才能あふれる人間ではなく、他に類を見ない努力の人、と彼をよく知る人は言います。
彼は神ではなく、人間。
あの素晴らしい功績と活躍を見て、人間を超えた者と讃える気持ちはわかりますが、彼も人間なのです。
どうしても人間以外の形容で讃えたければ、デビット・ロビンソンのように言うと良いでしょう。
「マイケルは魔法使いだ。観る者全てを魅了する。それが彼の伝説さ」
なるほど。魔法使い。
確かに、彼を観た者はみんな魅了されてしまいました。
ジョーダンは神ではありませんが、魔法使いではあるのかもしれませんね。

ちなみにメジャーのストライキは、解決まで数年かかると言われるほど泥沼に陥っていましたが、ジョーダン復帰後、わずか10日で解決しました。
この時ばかりはさすがにアメリカのメディアも、
「神がジョーダンをバスケ界に復帰させるために、メジャーのストライキを起こした。
 復帰したからストライキを終わらせた」
と言っていました。
こんなことがあると、神格化されてしまうのもわからないでもありません。




今週のコーヒーランキング

本日、二度目の更新です。
火曜日は当店のコーヒーランキング発表の日なので、こちらにも掲載したいと思います。
なお、得点はご注文を受けた数ではありません。お客様のご注文の仕方や反応、飲まれたか豆を注文されたかで得点配分が変わります。

では、今週(9/13~9/19)のコーヒーランキングです!

  1位 有機マンデリン        28点
  2位 有機モカ深煎り        27点
  3位 有機フェアトレード・ガテマラ 25点
  4位 有機深煎りブレンド      11点
  5位 有機コロンビア        10点
  6位 有機エルサルバドル深煎り    9点
  7位 有機ブレンド          7点
  8位 有機エクアドル         6点
  8位 キリマンジャロA.A       6点
  10位 有機ブラジル          5点
  11位 深煎りブレンド         2点

有機マンデリンと有機モカ深煎りは常に人気の豆で、それに有機フェアトレード・ガテマラを加えた3種類に今週は人気が集中しました。
有機エクアドルと有機ブラジルは、今週少し人気が低迷、有機コロンビアが二桁を記録するのは久しぶりです。

涼しくなってきたせいか、ホットのご注文と豆のご注文が先月に比べて増えてきた気がします。
逆にアイスやフルーツジュースの注文は減少気味。暑い日と涼しい日があるので、入れ替わり立ち替わりって感じですね。

有機フェアトレード・ボリビアと有機フェアトレード・ボリビアごく深煎りをメニューに加えるつもりで、味の研究等をしています。
ランキングの得点はわたしが飲んでも少し加算されるのですが、そのわたしがボリビアを飲んでるので少し総得点が低めとなりました。




覚えておいた方が楽しいバスケ用語

以前の日記にも書いたように、残念ながら世界バスケの解説者さんたちは、あまりわかりやすい解説をしていませんでした。
初めてバスケを観られた方は、何を言っているのかいまいち理解できなかった部分もあると思います。
そこで、今日は覚えておいた方がより深くバスケの世界に浸れる用語をいくつか紹介します。


・ダブルダブル
 竹内兄弟が、
「得点とリバウンドでダブルダブルを記録したい」
 と、コメントしていたと何度かアナウンサーが言ってました。
 このダブルダブルとは、得点、アシスト、リバウンド、ブロック、スティールの5部門の内、二つで二桁を記録する事を言います。
 長身の竹内兄弟は、得点とリバウンドでチームに貢献したいという意味で、上記のようなコメントをしたんですね。
 ポイントガードは、得点とアシストでダブルダブルができるとかなりの貢献度となります。

 なお、5部門の内3部門で二桁の場合は、トリプルダブル。
 5部門の内4部門で二桁は、クァドラプルダブル。
 5部門全部が二桁だと、クィンタプルダブル。となります。

 トリプルダブルを達成できたら、それはそれはすごい貢献度です。
 得点、アシスト、リバウンドの3部門で達成することが多く、リバウンドにも強いポイントガードのジェイソン・キッドなどがよく達成しています。

 クァドラプルダブルはNBAの史上でも4人しか達成しておらず、現役では一人もいません。
 一試合でスティールやブロックを10個記録するだけでも大変なことです。その上で他の3部門も二桁記録しなければならないので、並大抵のことではありません。
 記録者は、
 ネイト・サーモンド(22点、14リバウンド、13アシスト、12ブロック)
 アルビン・ロバートソン(20点、11リバウンド、10アシスト、10スティール)
 アキーム・オラジュワン(18点、16リバウンド、10アシスト、11ブロック)
 デビッド・ロビンソン(34点、10リバウンド、10アシスト、10ブロック)
 です。う~ん…怪物たちです。

 クィンタプルダブルは達成者は一人もいません。それどころか、キャリアを通じ、別々の試合であっても、スティールとブロックの両方を10以上記録している選手は一人もいません。
 上記のアキーム・オラジュワンやデビッド・ロビンソンもブロックで二桁を記録することはあっても、スティールは一度も二桁に到達したことはなく、マイケル・ジョーダンなどの小柄な守備の名手はスティールで10以上を記録したことはあっても、ブロックで二桁を記録したことはありません。
 おそらく今後も達成者が出ることはないでしょう。

 番外として、5×5があります。
 これは、5部門全部で5以上を達成することです。
 これも、史上でほとんど記録したことがなかったのですが、アンドレイ・キリレンコ(ユタ・ジャズ)が入団後、量産しています。現在、史上で5×5が記録されたのは9回だったと思いますが、その内5回をキリレンコは一人で記録しています。
 キリレンコが超絶絶好調時に、相手チームがミスを連発しまくるスーパー不調日が重なれば、もしかするとクィンタプルダブル達成の日が来るかも…?
 ん~…ま、ないでしょうね。


・ブザービーター
 ブザーと同時にシュートが決まることです。24秒のブザー、各クォーター終了時のブザーと同時にシュートが決まることを言います。
 ですが、試合終了と同時に勝ち越し、あるいは逆転シュートが決まる事を指すことが多いです。このシュートが決まると、ホームなら大興奮、アウェーなら静まりかえります。
 昨シーズンで最もブザービーターを多く決めたのはカーメロ・アンソニーで5回です。恐るべき強心臓ですね。世界バスケでも劣勢になると立て続けにシュートを決めていたので、土壇場に強い選手なのでしょう。
 わたしが見たブザービーターで最も残り時間が少なかったものは、03-04シーズンのプレーオフ、レイカーズVSスパーズのGAME5。デリック・フィッシャーの残り0.4秒シュートです。驚愕しましたね。あれは…
 なお、ブザーと同時ではなくとも、残り時間わずかでの貴重なシュートはクラッチシュートと言われ、その時間帯はクラッチタイムと言われます。
 現役でクラッチタイムに異常に強いのはカーメロ・アンソニー、コービー・ブライアント、チャウンシー・ビラップス、ドウェイン・ウェイド、ダーク・ノヴィツキーの5人でしょうね。彼らの心臓には毛が生えてるに違いありません。


・ダブルクラッチ
 上記のクラッチタイムとは関係ありません。ジャンプしてからシュートに行くと見せかけて、いったん手を下ろすなどをしてフェイントをかけてからもう一度シュートに行くことを言います。
 とてつもない滞空時間と、空中でのボディーバランスと、ディフェンスの動きを読むことと、空中でどれだけ動いてもリングから目を離さないことが大切です。
 世界バスケではウェイドがやってましたね。

 空中でのフェイントを二度かける技はトリプルクラッチと言い、フェイントをかけてからダンクに行くことをダブルクラッチダンクと言います。
 もっとも、トリプルクラッチはマイケル・ジョーダン、ダブルクラッチダンクはマイケル・ジョーダン、スコッティー・ピッペン、ヴィンス・カーター以外がしたのを見たことがありません。


・サラリーキャップ
 チームが選手に支払うことの出来る総年俸の上限です。
 NBAでは選手に支払ってもよい金額が決められており、それ以上の年俸を支払うことが出来ません。一人の選手に高額の年俸を支払うと、他の選手に支払える年俸が低くなってしまい、サポートメンバーを充実させることができなくなります。
 そのため、トレードをする時もサラリーキャップを超えないように計算する必要があります。金額が全然違う選手同士をトレードすると、片方のチームがキャップをオーバーしてしまうからです。
 但し、キャップの計上から除外される例外枠などもあり、絶対的な取り決めとは言えません。リーグを代表するような選手を持ち、高額を支払っているチームは、この例外枠を利用してサポートメンバーを充実させます。
 例外枠を利用してサラリーキャップを超えた場合、ラグジュアリータックス(贅沢税)を支払わなければいけません。キャップを超えている額と同額をリーグに支払うことになるので、できれば各チームは超えないように努力しますが、容認するかどうかはオーナー次第。オーナーがチームの強化のためなら、とお金を出してくれるチームと、絶対に超えるな、と厳命されてるチームがあります。
 現在、最もサラリー総額が多いのはニューヨーク・ニックスで、総年俸が1億4000万ドルを超えています。これまで例外枠などを使って様々な補強をしてきましたが、全く持って結果が伴わず、近年は弱小チームの地位に甘んじています。さすがの大金持ちオーナー、ドラン氏も、これ以上お金を使うことは許さん!、と切れてしまいました。
 一チームにつき15人しか契約できないNBA。
 その15人分の年俸が1億4000万ドル…いやはや、恐ろしい…その金を支払えるドラン氏の金持ちっぷりも恐ろしい…


・インアクティブロースター
 NBAが一チームで契約できるのは15人までです。
 その内、ベンチ入りできるのが12人で、これがアクティブロースターです。
 残りの3人はインアクティブロースターと言われ、ベンチ入りすることは出来ません。
 インアクティブロースターは実力的にちょっと足りない選手や、ケガをしてしまった選手が入ります。
 2シーズン前まではインジュアリーリスト(故障者リスト)と呼ばれていて、こちらに入ると最低でも5試合は欠場しないといけなかったんですが、これがなくなって、インアクティブロースターができました。
 試合ごとにメンバーの入れ替えができるようになったので、5試合欠場などの縛りが無くなり、より柔軟に入れ替えが出来るようになりました。
 田臥選手のような立場にいる選手は、ベンチ入りはできなくともインアクティブロースターにさえ入れれば練習にも参加できますし、ケガ人が出た場合はすぐにベンチ入りできるので、まずはここに入ることを目指すことになります。


とりあえず、代表的な言葉を上げてみました。
他にもわからないことがありましたら、わかる範囲でお答えしますのでお気軽に聞いてくださいね。




ホームコートアドバンテージ

NBAではホームコートで戦えることが非常に有利になります。
日本ならばそれぞれの応援席があり、東京ドームであっても阪神ファンがいたり、ナゴヤドームであってもヤクルトファンがいたりしますよね。
アメリカの場合、そうはいきません。
西端チームの一般の地元ファンが、東端での行われている試合など、見に行けるはずがありません。飛行機ですら何時間もかかるのですから。
同じ西、あるいは東同士の試合であっても、北と南で随分離れています。
よって、ホームコートは9割以上がホームのファンで埋め尽くされ、アウェーのチームには敵意剥き出しのブーイングを浴びせます。
その声援は時に、審判の判定をも左右し、相手チームのリズムを狂わせます。
また、NBAは世界で最もファンが近くで試合を観戦できるリーグとして有名です。
最も近い観客席は、コートからわずか50cmしか離れていません。
そんな近い距離からブーイングを浴びせられたらたまったものじゃありません。
また、シュートを決めた選手の名前がアナウンスされますが、アウェーの選手の場合は棒読み、ホームの選手が決めたらアナウンサーまたはDJが絶叫します。
選手紹介も、アウェーの選手の場合は大ブーイングの中、やる気のない棒読みで紹介されますが、ホームの選手は大歓声の中、プロレスのような派手さで紹介されます。
ホームでの試合は、これほどまでに有利なのです。
プレーオフでは勝率の高い方が地元で戦える試合が1試合多くなります。これがホームコートアドバンテージです。

特に応援がものすごい街は、
デトロイト
シカゴ
サクラメント
ニューヨーク
ダラス
の5つでしょうか。
特にすごいのはサクラメントで、他に娯楽がないので人々はキングスの応援に命を賭けていると言われています。
確かに、どんなチーム、街であっても成績がパッとしなくなるとファンは離れるものですが、サクラメントだけは10年ちょっと前の弱小時代も凄まじい応援っぷりでした。
テレビで見ててもやかましい、と思ったほどなので、実際にアリーナに行ったらもっとものすごいでしょう。
新婚旅行や会社の旅行などでNBAを見に行くとたまに聞きますが、上記の5つの街では相手チームの好プレーや得点に拍手を送らないことをお勧めします。
いかついおじさんにトイレに連れ込まれて、
「われ、ここがどこかわかっとんのか」
と英語でまくし立てられて袋だたきにされるかも。命の保証がありません。
…まあ、そんな事された話は聞いたことありませんが。
逆にロサンゼルスは大都市なので、他のチームの情報もよく入っているようで、ホームの応援にも熱心ですが、相手に対してもそれほど敵意剥き出しには感じません。ロサンゼルスが一番安全かも。
…シカゴやニューヨークも大都市のはずなんですけどね。
東の市民の方が気性が荒いと聞いたことがありますが、真相は定かではありません。
また、アトランタやニューオリンズは満席になることがほとんどない都市なので、隠れて相手チームを応援するなら穴場かもしれません。

世界バスケではリトアニア、ギリシャ、トルコ、アルゼンチンの応援団の声援がすごいような事を言われていましたが、NBAのコートではあれくらいの応援が普通です。
仮装やペインティングはみんながみんなしてはいませんが、騒ぎ方はあんな感じです。20000人の観客がみんなあんな感じで騒ぎます。
レギュラーシーズンでも世界バスケ準決勝や決勝の2倍、プレーオフならさらに3割増、ファイナルではさらに3割増で騒がしくなります。(数字はわたしの主観)
場内アナウンスが聞こえないほどの歓声が上がることもあり、すごい興奮っぷりです。

テレビ中継でもこの熱気が伝わってくるので、観ててすごく乗ってきます。
当店のお客様でも、何人かがわたしの影響でNBAを観るようになったのですが、皆さんが一番に目がいったのは華麗なダンクでも、派手なブロックでもなく、日本では考えられない超ホーム寄りの観客の騒ぎ方と、派手な場内アナウンスだとおっしゃいます。
わたしが試合中に大騒ぎするようになったのも、あちらの応援スタイルの影響です。

ちなみに当店のSVZで観るバスケは圧巻です。
80インチのスクリーン、8個のスピーカーによって生み出される臨場感は迫力満点です。
…チューナーをつないでないので、録画したテープかDVDしか観られないのが難点ですが。
SVZが何かは、15日の日記、もしくは当店のHPを参照してください。
最後に宣伝しちゃいました。




NBAの仕組み

世界バスケからNBAを観てみようかな…と思われた方もいると思います。
一試合一試合が高レベルなので、観ているだけでも楽しめますが、シーズンのどの辺なのか、このチームはどんな位置にいるのか、などがわかればさらに楽しめるので、説明したいと思います。


まず、チームは東西のカンファレンスに15チームずつ所属し、さらに5チームずつのディビジョンに分かれます。

イースタンカンファレンス
 アトランティックディビジョン
 セントラルディビジョン
 サウスイーストディビジョン

ウェスタンカンファレンス
 ノースウェストディビジョン
 パシフィックディビジョン
 サウスウェストディビジョン

と、なります。次に、スケジュールです。


10月 プレシーズンゲーム

プロ野球で言うところのオープン戦です。
ここでチームはフォーメーションを試したり、控え選手がどれくらい成長したか見たり、ベンチに残す選手を見極めます。
田臥選手のようにギリギリのラインにいる選手は、ここで結果を出さないとロースターに残れません。
昨シーズンと一昨々年シーズンではそれぞれ、クリッパーズ、ナゲッツの選手としてプレシーズンゲームには出場していましたが、ロースター枠には入れませんでした。


11月 レギュラーシーズン

各チーム82試合を戦います。
試合の内訳としては、

同一ディビジョンのチームと3~5試合
別ディビジョン同一カンファレンスのチームと3~4試合
別カンファレンスのチームと2試合

を戦います。

また、2月中旬にオールスターゲームが1試合あります。
その前日にはスリーポイントコンテストやスラムダンクコンテストなどが催されます。


4月下旬頃 プレーオフ

各カンファレンスから8チームずつ、16チームが出場します。
まずは、レギュラーシーズンでディビジョントップの3チームと、それを除いた最高勝率の1チームの勝率順で1~4シードとなります。
後は、ディビジョンに関係なく、上記の4チームを除いたカンファレンスでの勝率が高い順に5~8シードとなります。
ちなみにディビジョントップになれば、勝率がカンファレンスで11位であっても、第4シードとしてプレーオフに出場できます。そこまで弱小チームが一つのディビジョンに固まることは考えられませんけどね。


ファーストラウンド

1…1シード VS 8シード
2…4シード VS 5シード
3…2シード VS 7シード
4…3シード VS 6シード


カンファレンスセミファイナル

5…1の勝者 VS 2の勝者
6…3の勝者 VS 4の勝者


カンファレンスファイナル

5の勝者 VS 6の勝者


ファイナル
カンファレンスファイナル勝者同士

全て4戦先勝になります。
NBAチャンピオンになるには、プレーオフに出場し、そこで16勝する必要があります。
レギュラーシーズンでは必ずしも1位になる必要はなく、ベテランの多いチームは休養を取らせて、プレーオフには2位か3位くらいで出場できればよい、と考えているチームもあります。
実際、レギュラーシーズンの最高勝率チームが優勝した例はそれほど多くありません。
とは言え、4位以下のチームが優勝した例もほとんどないので、レギュラーシーズンも決して手抜きができるわけではないですが、飛ばしすぎてプレーオフで息切れしてはなんの意味もないのです。

プロ野球ではプレーオフの存在意義についていろいろ物議を醸し出しています。
リーグ優勝の価値が低くなるとか、短期決戦では本物の強さとは言えないとか…
ですが、NBAでは逆にプレーオフで勝てなければ意味がありません。
レギュラーシーズンで強くてもプレーオフで息切れすると、そのチームやエースは、弱小チーム相手に勝ち数を稼いだだの、勝負所で弱いだの、スタミナ配分ができないだの、さんざん批判されます。
ディビジョン優勝やカンファレンスチャンピオンに価値を見出しているチームや選手はいません。
あくまでもファイナル制覇の一点です。
ファイナルを制覇するには、最低でも98試合、最高で110試合戦わなければなりません。
プレーオフで全試合勝利とか、全シリーズGAME7までもつれたとか、そんなことは滅多にあり得ないのでファイナルに進出したチームはだいたい103~105試合くらい戦うことになるでしょう。
ファイナルで戦ったウェイドとノヴィツキーが、世界バスケではいまいち調子が出ていないのでは?と一部で言われていたのは、間違いなくNBAで戦った疲労が蓄積していたからでしょう。
それでもあれだけのプレーを見せてくれました。
まさに驚異ですね。

もし、わかりにくいことがあれば聞いてください。
わたしのわかる範囲でお答えします。




90年代の哀歓

昨日の日記を読んだ例の友人は、再びケチをつけて来やがってくれましたが、放っておきます。
その内、バスケと店のブログを両立させるがな…

バルセロナ(1992)のドリームチーム
トロント(1994)のチームUSA
アトランタ(1996)のチームUSA

この4年は辞退者がそれほど出ませんでした。
バルセロナではマジックやジョーダンが参加していますし、アトランタではシャック、オラジュワン、ロビンソンと、インサイドが貧弱と言われる現在のアメリカからは想像できない、他国にとっては悪夢のような超強力なセンター陣です。
この栄えある最強の3チームのメンバー、実はNBAチャンピオンになった選手はそれほど多くありません。

92年のメンバーでは、
マジック、バード、ジョーダン、ピッペン、ロビンソン、ドレクスラーの6人
94年のメンバーでは、
シャック、モーニング、デュマース、スミスの4人
96年のメンバーでは、
ピッペン、シャック、オラジュワン、ロビンソン、リッチモンド、ペイトンの6人

29人中13人と半分にもなりません。
しかも、絶対的なエースとしてチームを優勝に導いたのはマジック、バード、ジョーダン、シャック、オラジュワンの5人だけ。
モーニング、スミス、リッチモンド、ペイトンの4人は優勝時スターターですらなく、スミスやリッチモンドはベンチに座っている時間が長くなっていました。

アメリカが絶対的王者として君臨していた90年代。
その時代は選手の明暗がくっきりとわかれた時代でもあり、そこには哀となってしまった選手、歓を味わった選手がいます。

90年代のNBAで一番先に思い浮かぶのはマイケル・ジョーダンでしょう。
なにしろ6回も優勝しているわけですから、まさしく彼の時代です。
また、アキーム・オラジュワンの全盛期でもあり、シャックが台頭してきた年代でもあります。
ジョーダンとオラジュワンはポジションこそ違いますが、二人とも力強く、華麗なプレーでチームを優勝に導きました。
史上最高の選手、史上最高のセンター、そしてシャックは史上最強のセンター。
こう評され、リーグを席巻しました。
では、他の選手たちは…

バルセロナとアトランタの両方に参加したマローン、ストックトン、バークレー
トロントとアトランタ、さらにインディアナ大会にも参加したミラー
彼らはアメリカ代表に何度も選ばれる選手であり、15年以上NBAでプレーした偉大な選手でありながら、一度も優勝することなく引退しました。
バルセロナのユーイング、トロントのケビン・ジョンソンやドミニクもそうです。
彼らは殿堂入り確実、あるいはすでに殿堂入りしている選手です。
それほど偉大な選手たちが優勝できなかった。
これは、ジョーダンの影響に他なりません。
彼らは皆ジョーダンを苦しめました。
ユーイング、ミラーはカンファレンスファイナルで、マローン、ストックトン、バークレーはファイナルで。
ジョーダンとぶつかり、一進一退の素晴らしい試合を展開しました。
しかし、僅差でことごとく跳ね返されたのです。
ユーイングはジョーダンが一時引退していた94年にファイナルに進出しましたが、ここではオラジュワン率いるロケッツ相手にGAME7まで粘りましたが、敗れました。

結局、90年代にジョーダンやオラジュワンと共に全盛期を迎えていた選手たちは、皆彼らに敗れました。
2000年代に突入すると、ジョーダンは引退、オラジュワンは著しく衰えました。
マローン、ストックトン、ミラーなどはまだまだ現役エースで頑張っていましたが、今度はシャックが全盛期となってしまい、衰えの見え始めた彼らでは太刀打ちできる相手ではなくなっていたのです。

彼らの悲劇は、全盛期がジョーダンと重なったこと、その直後にシャックが全盛期になってしまったことにあります。
歴史の流れに"もしも"はないものの、彼らがジョーダンの時代とずれていたなら、あるいは一度くらいは…と考えてしまいます。
いずれも素晴らしいプレイヤー。優勝し、ファイナルMVPを取っても文句のつけようのない選手たちでした。

ジョーダンが偉大だと言われるゆえんはここにあります。
彼らのようなライバルと死闘を演じ、ことごとく粉砕しました。
得点やMVPの数などの記録に目がいきがちですが、ジョーダンの凄さと恐ろしさはここにあります。
ファンは彼のプレーに熱狂し、歓喜しましたが、選手たちは必ずしもそうではありません。
ストックトンは言います。
「ジョーダンの良い思い出? なにもないよ」
90年代から2000年代前半は、ジョーダン、ピッペン、オラジュワン、シャックと言う絶対的な勝者と、バークレー、マローン、ストックトン、ミラー、ユーイングなどの敗者がくっきりわかれてしまいました。
全員が素晴らしい選手にもかかわらず、ハッキリと二分してしまったのです。

しかし、彼らの時代は終焉しました。シャックでさえ衰えが隠せません。
では、今後は。
世界バスケに出場した若い選手たちが今後のリーグの主役となっていくことはまず間違いないでしょう。
ジョーダンのように、誰か一人が絶対的な王者として君臨し、他の選手たちはことごとく粉砕されるのか。
あるいは毎年チャンピオンが変わる混戦となるのか。
どちらにしても目が離せません。




むぅ~

ある友人(メル友)に怒られました。
「ブログ始めたって聞いたから見に行ったけど、バスケのことばかりで店のことほとんど書いてないじゃん!」
いいじゃねえか…別にここで宣伝しようなんて思ってないし。
「利用できるものは利用しろ」
はい。わかりましたから、お前の子を妊娠した、責任取れとコメントに連投するって脅すのやめてください。
って言うか、あなた女性だったんですか?
五年間メル友してきましたけど、昨日初めて知りましたよ。
会ったこともないのに、どうやったら妊娠するのか教えてください。
そもそもメールでさえ約半年ぶりじゃないですか。

まあ、そんなわけで今日は店の紹介をさせて頂きます。

店長…わたし
レジ係…わたし
皿洗い…わたし
マスター…わたし
雑用…わたし
掃除係…わたし
オーナー…わたし
ウェイター…わたし

ようするにわたし一人で細々とやっている喫茶店です。

一番の自慢は有機栽培コーヒーです。
有機JASに認定されたお店から仕入れた有機栽培豆を使用しています。
特徴は、とにかくまろやか!
これに尽きます。
自分で言うのもなんですが、すごく飲みやすいコーヒーです。
中学生や普段コーヒーを飲まない人にも、
「この僕(わたし)がブラックで飲める! しかも美味い!」
と感激されることもあります。
「コーヒー飲むとお腹の調子が…」
と、おっしゃる方でも当店のコーヒーは大丈夫!と言ってくださいます。
ありがたいことです。
ただ、まろやかさが売りなので、とにかく苦いのが飲みたい!とおっしゃる方には不向きです。
とは言っても、当店で最も苦い『深煎りブレンド』でも苦味が足りないとおっしゃる方はそうはおられませんが…

豆、焙煎加減の種類は24種類です。

有機JAS認定の有機栽培豆が12種類
その内、4種類は深煎りもあります。
アメリカOCIA認定の有機栽培100%豆が1種類
通常の豆が7種類です。

抽出方法はネルドリップ。
サイフォンはなんとなく好きになれません。(店が狭くてサイフォンを置くスペースがないので負け惜しみとの噂も(笑))

コーヒー以外にも紅茶、ハーブティーなどいろいろあります。
フルーツジュースはご注文を頂いてからジューサーで絞るので、まがうことなく果汁100%のできたて濃厚ジュースです。

軽食は…あるにはありますが、当店で美味しいものを食べようと考えるのは【大間違い】です。
ああ、パンは天然酵母なので美味しいですよ。シナモンシュガートーストは絶品です。
でも、ラーメンやカレーには期待してはいけません。
あるお客様曰く、
「まあ、レトルトの方がマシだと思う店もあるしなぁ…」
それは褒め言葉ですか?慰めですか?
いいんですよ、当店は許可は飲食店で取っていても、わたし自身は純喫茶のつもりでいますし。
自分の晩ご飯用に置いてるものをついでにメニューに加えてるだけですから。

とにかく当店は、
「コーヒーが自慢! フルーツジュースも売りの一つ! あとは普通!」
…な店です。
さすがにまずいものや手抜きのものは出しませんのでご安心(?)ください。

コーヒーが苦いだけの飲物、お腹の調子が悪くなる飲物、と思っておられる方にこそ、当店のコーヒーを一度飲んで頂きたいと思います。

あとは、コーヒー器具を店舗及び楽天フリマで販売しています。
意外と安い…とわたしは思っているので、コーヒー器具購入の際に当店も検討対象の一つに加えて頂ければ幸いです。
フリマは在庫数を入力しなければならないので便宜上在庫数1となってますが、メーカーから取り寄せるので特に在庫数に限りはありません。
そのため、店に置いていない商品は納品に1週間くらいかかりますし、メーカー欠品の商品はそれ以上かかりますのでご了承ください。

最後に、なぜ店の名前がSVZなのか。
実は開店当初のメインが、コーヒーではなくシアタールームの貸し出しにあったからです。
このシアタールームを当店ではSVZ(Sound・Visual・Zone)と名づけています。
Zoneは領域の意味もありますが、少し前に話したバスケ用語のIN THE ZONEの集中の部分をかけてもいます。
音楽や映画を集中して楽しむ領域とでも言いましょうか。
まあ、そんな感じです。深く考えないでください。
一部屋しかないので、確実にお使いになりたい場合、予約して頂くこともできます。
ただ、この一年三ヶ月の営業で、お客様が重なったことは一度もありませんが。
使用料金は設定していません。有機栽培コーヒーでも頼んで頂ければ二時間使用して頂けます。
但し、お一人様でのご使用と、サイダーとかカルピスなどの単価があまりにも低いもの一品でのご使用はお断りする場合があります。

こんなところでしょうか。
後は、お客様がおられない時にバスケを観ながら叫び声を上げていることがあります。
店の近くまで来て、奇声が聞こえても気にせずにお入りください。
決して気が狂っているわけではありません。(笑)
ちょっと試合にのめり込んで興奮しているだけで。
ご安心(?)ください。
そう言えば、お客様に、
「NBAの中継中、ここはアメリカになる」
と言われたことがあります。
わたしが英語や英語風に声を出すからだそうです。
オーッ!じゃなくてOh!になってるとか、他の言葉も発音が完全に英語になってるとか。
…言われてみればそうかも。
ちなみにわたしは英語は全然わかりません。

こんな店ですが、お近くに来られた時は是非お立ち寄りください。
また、楽天フリマの方もよろしくお願いします。




日本代表決定

昨日、新たなバスケの日本代表が発表されました。
監督は噂通り、鈴木監督。
国際大会の経験がないのが不安ではあるものの、日本では屈指の名将なのでこれから経験を積んで欲しいと思います。

問題は選手。
これまた噂通り、帰化選手であるエリック・マッカーサーが選出されました。
38歳です。信じられません。
いくら日本のゴール下が弱いからと言って、いくらマッカーサーが黒人だからと言って、38歳をいまさら代表入りさせるなんて、正気の沙汰とは思えません。
また、36歳の佐古選手も選出されました。
これも信じられません。確かに素晴らしい選手であることは認めます。
エキシビションゲームとは言え、アメリカとも対戦した経験のある選手ですから貴重な選手です。
ですが、36歳です。あと2年くらいはギリギリ大丈夫かもしれませんが、次のトルコ大会まで選手生活を続けられるとは思えません。

そして、彼らのような大をつけても良いようなベテラン選手が選出され、五十嵐選手が落選しました。
考えられません。
確かに世界バスケでの五十嵐選手はよくありませんでした。
わたしの大嫌いなプレー(スピードにまかせてゴール下に突っ込んでブロックを食らうか、自滅する)を何度も見せてくれましたし、セットオフェンスでのゲームメイクはすごく未熟だな、と思いました。
本当にスピードだけが売りで、視野もそれほど広くなくパスが上手いとも思いませんでした。
それでも今回の経験をふまえ、彼自身とコーチ陣が軌道修正し、成長すればいいのです。
まだ26歳。トルコ大会でも30歳。バリバリ現役で通じます。
NBAでも26歳なら荒削りで雑な選手はいくらでもいます。
落選の理由を、
「いいものを持っているが、今回(世界バスケ)結果がでなかったので、自分のそばにいる選手(佐古選手)をどうしても採用したかった」
と鈴木監督は説明しています。
今回の世界バスケで、日本が、日本の選手がどれだけの活躍を期待されていたのでしょう?
協会はベスト8を期待していたようですが、少なくともファンはそこまで望むようなド厚かましいことをしていませんでした。
開幕前にいろいろなメディアや記事、ネット上の掲示板などに目を通しましたが、全敗の声が最も多く、かなりのひいき目で見た希望的観測でかろうじてベスト16です。
ベスト8を望んでいたなど、大会後の石川専務理事以外から聞いたことありません。
いったい、どこまでの結果をチームや五十嵐選手に求めていたのでしょうか。
あれだけ五十嵐選手中心のチームのような売り込み方をしておき、イケメンイケメンと必要以上に煽っておきながら終わればこの扱い、あんまりです。
さらに鈴木監督は、
「このアジア大会では、自分と常に一緒にいてコミュニケーションし、バスケットの考え方を教えているガードにしたかったという気持ちが強いです」
と佐古選手の選出理由を説明しました。
しかし、今後に向けてコミュニケーションを図るならなおさら早い内から五十嵐選手を指導し、どんな選手かをより深く見る必要があるのではないかと思います。
選手に対する理解を深めずに、いいコーチングなどできるはずがないのですから。

今回の選出では平均年齢があがりました。
戦力的には世界バスケのチームより少しだけ高いかもしれません。
しかし、今後を見据えたチーム作りには見えません。
目先のアジア大会のみを見据えた、行き当たりばったりのチーム作りです。
外すことが噂されていた竹内兄弟が残っていることと、青野選手が入ったことは評価できますが、この期に及んで佐古選手やマッカーサーに頼っていては短期的な戦力アップにしかなりませんし、若手の育成にも良くありません。
今回の世界バスケに参加した国は、アメリカでさえ北京を見据えていました。
他にも中国、セネガル、ドイツ、フランス、スペイン、ギリシャ、ナイジェリアなどは、全て北京を見据えています。
ほぼ世界バスケのままのチームか、NBA選手を少しプラスしただけの変化にとどまります。
上記のような強豪国に及ばない日本が、ここでまたチームを解体して一からやり直して、その先に何が見えているのでしょうか。
今さら言ってもしょうがありませんが、ここでこそ我慢して、世界バスケのチームとジェリコ監督を使っていくべきだったのでは…と思います。




小さな選手

昨日は定休日を利用して、お客様からお借りしたバスケのビデオを観ていました。
試合は桜花学園VS中村学園。
女子の決勝でした。(なんの大会かはよくわかりませんでした雫)
その中で、なんだか小さな選手がいるな~と思って観ていたら、159cmと表示されました。
へぇ~と思いつつ、彼女と1cmしか違わないNBA選手がいたことを思い出しました。

タイロン・"マグジー"・ボーグス

ボーグスの身長は160cmです。
日本の女子高生の試合に159cmの選手がいてもひときわ小さく見えるのに、NBAの中に入った彼は…子供が一人いる。そんな感じでした。
でも、彼はプレーまで子供ではありませんでした。
得点とアシストの両方で二桁に到達したシーズンもありますし、キャリア平均では共に7を超えています。
彼のニックネーム"マグジー"は「うっとうしい」を指すそうで、大きな選手たちにとっては小さなボーグスにちょこまかされるのがうっとうしかったのでしょう。
現役中、ボーグスは言っていました。
「僕は多くの選手からボールをスティールできる。しかし、誰も僕からボールを奪えない」
確かに、ターンノーバー(シュートミス以外で相手ボールになってしまうミス)がキャリア平均で1.6と、ポイントガードではあり得ない数字です。
昨シーズンのMVPであるナッシュが2.42、伝説のポイントガードのマジックが3.87、教科書通りのプレーを最高レベルでやってみせたポイントガードのストックトンでさえ2.82です。
ターンノーバーが2を切るなんて、ポイントガードではあり得ないくらいのミスの少なさです。
また、彼は14年もの間、NBAでプレーをしていました。
彼の身長でこれだけの期間、プレーできたのは並はずれた努力のたまものでしょう。
彼は言います。
「NBAは精神力だけで生き残れる世界ではない。
 大事なのは技術と能力だ。
 技術と能力が無ければ自分はとっくの昔に解雇されていただろう」
160cmで14年間、NBAで生きてきたボーグスの言葉だからすごく重みがあります。

日本がニュージーランドに逆転負けを食らった時、多くのマスコミや人が、
「日本は精神的に弱い」
と批判しました。
しかし、本当にそうだったのでしょうか?
ニュージーランド戦の後半に限ればそう見えるかもしれません。
では、技術や能力はニュージーランドを凌駕していたか…?
明らかにそれが勝っていたにもかかわらず、精神的に弱いだけの理由で負けたのか…?
わたしは正直言って、精神力や身長差、身体能力の差、以前のものを感じました。
それが何なのか、素人のわたしには説明できません。
でも、NBAを見慣れたわたしには、選手の動きだけでなくタイムアウトのタイミングなど、コーチ陣の動き、日本バスケットボール界そのものに浸透している何かが、大きなものとなって立ちふさがっているように感じます。
前に書いた協会の姿勢などもその何かなのかもしれません。
とにかく、何かおかしくない?と思うのです。
その殻を破らない限り、日本は前進しないような気がします。
実際、FIBAのランキングは下がってしまいました。

身長が低くても活躍したタイロン・ボーグス。

プレースタイルだけでなく、考え方からも日本の選手たちは学ぶべきものがあるかもしれませんね。




NBA選手たちは大金持ち

タイトル通り、NBAの選手たちは大金持ちです。
トッププレイヤーになると超がつきます。
日本のプロ野球では1億円を超えると払いすぎだの、最近は年俸が高騰しているだの言われますが、NBAでは10年以上在籍しているベテランは最低額でも1億円を超えます。
トッププレイヤーの中には年俸20億円をもらっている選手もおり、さらにはCM契約なども合わせると年間収入が50億円や60億円になる選手もいます。
過去最高の高給取りはマイケル・ジョーダンで、97-98シーズンに年俸約43億円+CM契約料約60億円で、年収が100億円を突破したこともありました。
現在は年俸の上限が低く(と言っても20億くらいですが…)設定されたので、今後ジョーダンの年俸を超える選手は出てきません。CM契約料は当然上限はないので、もしかすると超える選手がでてくるかもしれません。
今のところ、日本にも来ていたレブロン・ジェームスが高校を卒業する前にナイキと7年90億円の契約を結び、世界屈指の金持ち高校生誕生と騒がれていましたので、彼が年収でジョーダン超えに一番近い位置にいると言えます。

そんな彼らも幼い頃からお金持ちだったわけではありません。
見ての通り、黒人が多いのでかなりの苦労と貧困を味わいながらものし上がってきた選手が大勢います。
2年前に引退したスコッティー・ピッペン。
マイケル・ジョーダンの相棒として活躍し、優勝6回、オリンピックの金メダル2個と実績を持つ選手ですが、彼も貧困の中から這い上がりました。
代理人が契約などの話をするために彼の家を訪れた時、本当にこんな犬小屋のような家に母親と兄弟12人が生活しているのか、と厳しい現実と実在する貧富の差に頭を殴られたような強いショックを受けたと言います。
ピッペンは契約金ですぐに家を買いましたが、開幕してから数試合で大きなミスをしてしまい、大声で泣きました。
負けて悔しかったのでも、ミスが恥ずかしかったのでもなく、このミスで契約を解除されたらせっかく買った家を売却しなければならない。家族が路頭に迷う。申し訳ない。と思ったからだそうです。まさに死活問題です。
その後は勝負弱いなど、批判された時期もありましたが、乗り越えて偉大な選手50人に選ばれるまでに成長しました。

ピッペンだけでなく、NBAに入る前は苦しい生活を送ってきた選手が多く存在します。
だからこそ、大半の選手は貧困に苦しむ人々の苦労がわかり、ボランティアやチャリティーに積極的に参加、主催します。
現在はオフシーズンですが、この時期は必ず何人かの選手がチャリティーゲームを開催し、寄付や援助を行い、仲の良い選手は喜んで参加するのです。
先日はヒューストン・ロケッツのディケンベ・ムトンボが出身国のコンゴ(旧ザイール)に病院建設のため、1700万ドル(約17億5000万円)を寄付していました。それでも足りないので、自ら基金を作って募金を呼びかけています。
いくら大金持ちでも17億もの大金をポンと寄付するなど、普通はできるものではありません。かなり難しい決断だったと思います。
スマトラ大地震やカトリーナの時も、多くの選手やチームが多額の寄付をしました。
シャキール・オニールなどは、カトリーナで最も被害の大きかったニューオリンズに膨大な救援物資を何十台ものトレーラーに積み込み、そのまま送ったのではどう利用されるかわからないと言って、自らも現地に赴きました。

通常のシーズン中でも、ダンク一本決めたら何ドル、フリースロー一本で何ドル、リバウンドで…などを決めて、寄付をすると同時に自らの発奮材料としている選手たちがいます。
また、NBA全体の行事として、各地の学校などに出向き、バスケットボールのクリニックや、学校を中退したりドラッグに手を出したりしないよう呼びかけます。
彼らは自分たちの言葉が、時に親や教師の言葉より重く子供たちが受け止めることを知っているのです。
だから、子供にサインをねだられた時、
「お父さんお母さんや先生の言うことを良く聞き、学校にもちゃんと通う子にはサインをあげよう」
などと言ってからサインすることもあります。
そして、サインした後は必ず、
「ありがとう。これからも応援してくれ」
と先に言うそうです。
これは子供たち相手だけでなく、ファンにサインした際は必ず先にお礼、だそうです。
これがプロ意識で、ファンが支えてくれるから自分たちがバスケットボールをできるんだとわかっているんだと言います。
日本の選手に最も足りないのがこの部分で、笑顔すら浮かべずに黙々とサインしていた選手に、お前らは何様だ、NBAを見てみろ、と苦言を呈した関係者もおられるようです。

NBA選手たちは大金持ちです。
ルーキーでさえ、最低年俸が約4000万円です。
田臥選手のように1ヶ月で解雇されても、その何割かは支払われているでしょう。
ですが、それでも自分たちが貧しかった頃を忘れたりせずに、精力的にボランティアやチャリティーに参加する姿勢は素晴らしいと思います。
また、貧しい生活とはどんなものかをわかっているので、何を求められているのかわかっているのも強みでしょう。
そして、貧しい生活から自分の能力でのし上がり、大金持ちになった選手たちに子供たちは強い憧れを抱くのです。




NBAの視聴方法

さて、タイトル通りの話題の前に、昨日のルールの違いで一つ大きな抜けがありました。

・ゾーンディフェンス
 NBA …一部制限。
    ディフェンダーはマークする相手がいない
    状態でペイントゾーン(フリースローライン
    からゴール下の四角部分)に3秒以上とどま
    ってはいけない。
 国際…ディフェンダーに制限なし。

あと、コート全体の大きさとか、フリースローの距離とかも微妙に違います。

本題です。
日本においてもNBAを視聴することはそれほど難しくはありません。
ただ、地上波では全くと言っていいほどやらないので、BSやCSなどの設置が必要です。

CS(SKY PerfecTV!)

・NBAリーグパス(ch.177)
 年間\18,900
 試合のない日を除いて毎日生中継+19:00または20:00から録画放送。
 プレーオフは二試合放送する日もあり。
 ファイナルやオールスターも放送される。
 現地からの映像なので、アナウンス、解説、画面表示は全て英語。
 録画放送終了後、その日のほぼ全試合のハイライト、インターナショナルプレイヤーハイライト、本日のトッププレー(主に5つ)が約15分で放送される。
 オールスターサタデーのスリーポイントコンテストやスラムダンクコンテストはハイライトしか放送されない。

・J sport PLUS(ch.308)
 J sport 1とJ sport 2とのセットで月額\2,100
 上記にJ sport ESPNも加えたセットで月額\2,400
 単体契約は不可
 週に2~3試合程度放送。
 ファイナルは放送されない。
 NCAA(アメリカ大学バスケ)も放送される。

BS(NHK)
・BS-1
 月額 NHK受信料
 週に1~2試合放送。
 19:00または25:00頃から録画中継。
 ファイナルとオールスターのみ生中継。

・BS-ハイビジョン
 月額 NHK受信料
 月に1~3試合放送。
 1週間~半月ほど前の試合が録画中継。
 画質がキレイで鮮明なのはいいが、試合が古すぎるのが難点。
 一応、ファイナルも半月遅れくらいで放送される。

試合ではありませんが、ハイライトやニュースはJ Sport ESPNやフジテレビのすぽるとでも放送されます。
また、NBA TV Broadbandと言う、ネット配信がされているようですが、NBAが運営しているので当然全部英語。どうやってみるのか、試合そのものが配信されているのか、ハイライトだけなのか、わたしにはわかりません…
アメリカのGoogleも各試合を配信していますが、これはアメリカ以外からはアクセスできません。

…とまあ、よくわからないものもありますが、日本でもNBAを視聴する方法はいろいろとあります。

CSへの入会方法は、

1.電気屋さんでスカパー!のチューナーを購入する。
  アンテナは同梱されています。
2.アンテナを設置する。
3.電話で仮申し込みをする。
4.契約書を郵送して本契約完了。

となります。

アンテナの設置は自分では角度の調製などが難しいので、取り付け工事を購入店にお願いした方が無難でしょう。
工事金額は壁につけるか、ベランダにつけるか、屋根につけるかで大幅に変わるので、打ち合わせはキチンとしましょう。
でも、基本的に屋根付け以外は\10,000を超えることは滅多にないと思います。
アンテナ設置の条件は、晴天時の午後1時~2時に太陽が見通せる場所(南南西の方角)があることです。
この方向に高層マンションや木などの障害物があると電波が受信できません。

チューナーとアンテナはセットで販売されています。別々で購入した方が高いくらいです。
\10,000を切るタイプもありますし、\30,000くらいのタイプもあります。
基本的に高いタイプの方が操作のしやすさや、画面の見やすさに優れていますが、好みもあるので一概には言えません。

仮申し込みをすると、約2週間無料で全チャンネルを視聴できます。
但し、この状態ではリーグパスの申し込みはできません。
契約書(チューナーに同梱)には契約したいチャンネルや支払い方法を記入します。
アダルトチャンネルを見たい場合は、免許証のコピーも一緒に送付します。
本契約が完了すればリーグパスの申し込みも出来ます。

CS契約は思ったほど難しくもややこしくもありません。ただ、アンテナ設置だけが面倒ですね。

スカパー!とスカパー!110は別物です。
スカパー!110はBSデジタルのアンテナで受信し、専用のチューナーが内蔵されたテレビが必要です。基本的にBSハイビジョンやBSフジなどが映るテレビはスカパー!110も映りますが、契約が必要となります。
スカパー!110も最近はコンテンツが増えてきたので、ハイビジョンや地上波デジタルが受信できるテレビをお持ちであれば、新たにチューナーを購入する必要はないかもしれません。

また、日本のバスケはGAORA(月額\945)やスカイ・A(月額\735)で視聴可能です。
詳しいことはスカパー!のホームページや市販の番組情報誌で確認できます。




こんなにルールが違うNBAと国際試合

世界バスケをご覧になった方は、
「NBAとはルールが違う」
とアナウンサーや解説者が言っていたのを耳にされたかもしれません。
どこが違うのか、具体的に説明されてることが少なかったので、何が?と思われた方もおられるでしょう。
同じバスケットでありながら、NBAルールと国際ルールは大きな項目だけで30程もあり、細かいところはもっとあります。
特に大きな項目と、選手が戸惑いやすい項目を挙げてみます。

・各クォーターの時間
 NBA …12分
 国際…10分

・ボールの大きさ
 NBA …6.5号
 国際…7号

・スリーポイントライン
 NBA …6.70m~7.24m(正面の方が遠い)
 国際…6.25m

・タイムアウト
 数も違いますが、なにより大きな違いは…
 NBA …ボールを保持している側の選手が請求する。
    時計が動いていてもその場でタイムアウト。
 国際…コーチが申請する。
    申請した後、ボールが外に出るなど時計が
    止まった時にタイムアウトとなる。

・ファール数
 NBA …6回で退場
 国際…5回で退場

・ジャンプボール
 NBA …ゲーム開始時に取った方が第4クォーターに
    先に攻撃権を得る。
    取り合いになったり、ボールがリングに引
    っかかったらジャンプボール。
 国際…ゲーム開始時しかしない。
    あとはクォーター開始時や取り合いになっ
    た時などは交互にボール保持となる。

・テクニカルファール
 NBA …相手に1本フリースロー
    発生時に保持していたチームのボールで再
    開。
    パーソナルファールとは別にカウントされ、
    2回で退場。
 国際…相手に2本フリースロー
    テクニカルファールを取られた相手のボー
    ルで再開。
    パーソナルファールに加算される。
    2回で退場。

・トラベリング
 NBA …ボールを空中でキャッチして片足で着地し
    た場合でも、どちらの足も軸足に出来る。
 国際…上記の場合、先に着地した足しか軸足にで
    きない。

・ゴールテンディング
 NBA …リングに弾かれたボールはリングから半分
    以上外側に無い時に触るとカウント。
 国際…上記の場合、ボールが内側にあっても弾き
    だして良い。

・シュート成功時
 NBA …第1~第3クォーターでは残り1分、第4クォ
    ーターとオーバータイムでは残り2分で中
    の選手が触るまで時計が動かない。
 国際…後半の残り2分、オーバータイムでは中の
    選手が触るまで時計が動かない。

・接触
 NBA …多少はOK
 国際…結構簡単にファールをコールされる。

これだけ違うので、全員がNBA選手で構成されているアメリカは特に戸惑っています。
毎回言われてるのですが、レギュラーシーズンだけでも82試合をNBAルールで戦ってきたアメリカ選手にとっては、それが終わった一ヶ月後に微妙に違うルールで戦うのはやっぱり戸惑うと思います。
それでもシドニーオリンピックまでは勝ってきたわけですが、各国のレベルアップに伴い、アメリカも国際ルールにも慣れる必要がでてきました。
接戦時ほど思わぬミスにつながる恐れがありますからね。
他国のNBA選手もあまり取りざたされてませんが、実は結構NBAの調子でやっててミスしてました。
特にトラベリングと接触。
「なんでトラベリング~?」
「は? 今のでオフェンスファール? 軽く当たっただけじゃん」
選手たちがこんな事を考えていたかどうかはわかりませんが、接戦時にこういうのがでると不利と言えば不利ですね。
それでも他国の選手はNBAに入るまでは国際ルールで戦っているので慣れるのは早いと思います。

ちなみにアメリカの場合、NCAA(大学)も独自のルールで、国際ルールではありません。NBAルールとも違います。
どう違うのかまでは知らないのですが、確か13年ほど前はショットクロックが45秒だったと記憶しています。
もちろん、10年以上経った今でも同じルールとは限りませんが。

統一してほしいですけど、ものすごく難しいでしょうね。






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