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バスケファン店長のNBAブログ
福井県小浜市の「珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)」店長のブログです。 店やコーヒーのブログはアメブロで書いてます。 ここではNBAの観戦レポートや感想、ニュースなどを主に書いています。

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自殺報道について

楽天のニュース欄に、自殺報道について書かれている記事がありました。

「自殺報道がかえって自殺の連鎖反応(群発自殺)を呼ぶのではないかというのだ。」

これにはすごく同感です。
実際、福岡の件が大きく報道されてから頻繁に学生の自殺が起こるようになりました。
一部上記のような疑問の声が上がっているにも関わらず、自殺に関する報道は過熱する一方です。
記事を読んで頂ければわかりますが、WHOによる自殺報道の原則があるそうです。
でも、日本のマスコミがこれらを守っているのか、と考えると、まるで守っていない、と言わざるを得ません。
記事中にあるような、

「自殺した生徒の遺書をナレーターが感情をこめて読み上げ、さらに、いじめの発端となったとされる教師に遺族が「お前が笑顔をなくしたったい!」「返してくれよ!」と叱責する場面が報道された。」

この報道になんの意味があるのでしょう?
ドキュメンタリー形式で報道し、自殺を一層の悲劇の「物語」に仕立て上げ、視聴率を稼ごうとしているだけではありませんか。
どれだけ悲劇的に報道しようと、自殺した本人を知らない人間から見れば、対岸の火事にすぎません。冷たいと思われるかもしれませんが、これが紛れもない現実です。
物事を論じるには、まずは現実を見つめて対策を考えなければなりません。
ところが、一部のメディアは現実を見つめずにひたすら「物語」を演じていく。それが悲劇の連鎖を生んでいることを、完全に否定することはできないでしょう。

そもそも、自殺を考える人間は、程度の違いはあれど鬱の症状がでているはずです。
必ず普通ではない行動をしているはずです。他人に見えるところでしているかどうかは別にして。
わたしも軽鬱の症状になったことがありますし、その頃は何度も自殺を考えました。
あくまでわたしの事例ですが、症状が出ていた時はひたすら楽になりたい、この苦しみから逃れたい、ともがいていました。
でも、どうすれば逃れられるかわからず、出口のないトンネルに迷い込み、息苦しくて、辛くて、自分が不甲斐なくて、どうしようもない状態になりました。
そこから逃れる唯一の方法、それが「死」ではないか、と考えました。
幸い、わたしには猫たちがいました。
バスケが、NBAがありました。
また、店を開店するという希望もありました。
そのために研究していたコーヒーやハーブには気分転換や気持ちを落ち着かせる作用がありました。
さらに何年か前に解散したZONEと言うバンドの歌を聞いていると、なぜか気持ちが落ち着きました。
わたしにはこれだけの救いがあり、それが症状が軽く済んで、自殺を選ばなかった要因でしょう。

「猫」
「バスケ、NBA」
「コーヒー」
「ZONE」

感謝してもしきれません。



鬱状態になるほど追いつめられている人間に、正論や励ましはなんの効果もありません。

「頑張れ」
…頑張ってるのに、これ以上頑張れと言うの?
「死んじゃダメ」
…救ってくれない人間が無責任なことを言わないで。
「気合い入れろ!」
…わかってる。でも、できない。

ああ、誰もわたしの苦しみをわかってくれない。

そして、症状が重くなっていきます。
勘違いしている人が多いですが、鬱はれっきとした病気です。
甘えや怠けとは違うのです。
心の風邪と言われていますが、わたしに言わせれば自殺と言う形で死に向かうこともあるのですから、心の癌です。
癌が頑張って治りますか?
癌が気合いで治りますか?
本人だけではどうしようもないのです。

話が逸れましたが、自殺報道が過熱すると、必然的に人々の耳や目に「自殺」の単語が入ってきます。
追いつめられた人間がそれを見ると、
「そういう選択肢もあるんだな」
と思うでしょう。
そして、その後に繰り返される意味のない議論には目が向きません。
「そうだ…死ねば楽になるんだ…」
この思いだけに支配されることでしょう。
ですから、

「責任者は誰だ」
「あと何年かしたら卒業、耐えられなかったのか」
「自殺したら悲しむ人がいる」
「若い命が絶たれました。悲しいことです」

全て無意味な言葉です。
本人は出口のないトンネルにたった一人で迷い込んでいるのです。上記のような正論が届くわけがない。届くようなら自殺などに走らない。

これを防ぐには、普段から周囲、特に家族がコミュニケーションを上手く取るしかないと思います。
どんなことがあっても味方がいる。仲間がいる。この思いが強い人間は簡単に死にません。
家族が普段から、子供が相談をしやすい環境を整えておくことが重要です。
家族間の強い絆を構築する。これこそが自殺を防ぐ最良の方法だと、わたしは考えます。
いじめをなくすのが理想ですが、遠い未来の非現実な理想のみを語るのは愚かだと思います。
理想は理想として求めていかなければなりませんが、今すぐに無理な以上は、
「現実はこうだから、こう対策を取る」
こう考える必要があると思います。

50年後にいじめのない社会になったとしても、今現在失われた命は還ってきません…

報道は社会にものすごい影響を与えます。だからこそ、よく考えるべきだと思います。


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コメント

テーマでこちらに おじゃましましたぁ(ぺこり)

マスターさん自身が 何度も自殺を考えた経験をもっただけに 説得力があります!!

猫たち バスケ 店開店...

良かったです 一言だけで言い表せないけれど...

自殺を考えてる子や人に マスターさんのこの文面をしらせてあげたいです なにか 大切なものがあることに気づいてほしいと 思います きっと あるはずだから..

報道に関しても 同じ意見です!!

また きまーすne~

ちなみに はーとは 小学校時代ですが ミニバスやっておりました (*^^*)v
[2006/11/16 22:12] URL | はーとの心 #79D/WHSg [ 編集 ]

はーとの心さん、初めまして。

訪問、ありがとうございます!



支えがあったからこそ、今まで生きてこられたと痛感しています。

支えがなければ、楽になりたい、を心の中で繰り返してバカなことをしていたでしょう。

心が追いつめられると周りが見えなくなってしまうんですよね。

でも、わたしの場合はそんな状態の時は猫が無邪気に寄ってきてくれたり、バスケの良い試合があったり…救われました。

自殺は本人の意識だけでは止められない部分があります。だからこそ、最も身近な家族や友人との絆をしっかりと築いて欲しいです。

自分には味方がいる…そう思うだけで随分、心は軽くなるはずなんです。



また来てくださいね♪



>ちなみに はーとは 小学校時代ですが ミニバスやっておりました



 おおぅ。経験者様ですね。

 NBAや国際大会を観るのも楽しいですよ~
[2006/11/16 23:13] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]

SVZのマスターさんこんにちは(*^-^*)



>「自殺報道がかえって自殺の連鎖反応(群発自殺)を呼ぶのではないかというのだ。」



私も同感です。自殺予告のはがきが何通届いたとか

自殺した報道を流すことによって

かえってそうか~そうやって同じように悩んでいる子が自殺しているんだ…私も…と

連鎖反応を起こさせていますよね。

学校側にもいろいろ落ち度があることもあるけれど

報道はやたら学校側を非難、世界史とかの履修問題でも今の受験事情が背景にあるからこうなっているのに被害者(学生)と加害者(教師)と必要以上に

騒ぎ立てているところがある気がします。

そんなんで校長先生まで自殺者がでたり、

報道する側は視聴率や話題性ばかりに重視しすぎているそう感じています。



与えられた命は大事にしてほしいです。世の中には生きたくても、病気等で命を失う人もたくさんいるんです。



>これを防ぐには、普段から周囲、特に家族がコミュニケーションを上手く取るしかないと思います。

どんなことがあっても味方がいる。仲間がいる。この思いが強い人間は簡単に死にません。

そうですね。本当にこれは大事なことだと思います。



>「猫」

「バスケ、NBA」

「コーヒー」

「ZONE」

好きなことがあることも大事ですよね。

マスターがまたもし軽鬱状態になったら

毎日ブログの更新を楽しみにしている人がいることを思い出してくださいね(*^-^*)



みんな一人ではないんです。いじめられていることは恥ずかしいことではありません。

一人で殻に閉じこもらず、家族なり友人なりにうちあけてほしいと思います。
[2006/11/17 07:02] URL | まゆ #79D/WHSg [ 編集 ]

まゆさん、こんにちは♪



>私も同感です。自殺予告のはがきが何通届いたとか



 結局、これも騒ぎすぎなんですよね。

 もちろん、省庁はキッチリ動いてもらわなければいけませんが、マスコミが必要以上に騒ぐ必要はありません。

 本当に苦しんで送った人もいるでしょうが、おもしろ半分に送った人もいると思ってます。

 そう言う人を助長させると、本当に苦しんでる人の訴えを埋没させることにもなるんですよね。



>自殺した報道を流すことによって

>かえってそうか~そうやって同じように悩んでいる子が自殺しているんだ…私も…と

>連鎖反応を起こさせていますよね。



 特に日本人は右にならえ体質の民族ですからね。なおさらだと思います。また、どんな人間でも楽な方に行こうとするに決まってるんですから、当たり前の反応なんです。

 それをメディアはわからないといけないんですよね。



>被害者(学生)と加害者(教師)と必要以上に

>騒ぎ立てているところがある気がします。



 被害者と加害者と言う単純な図式で収めようとするのが間違ってますよね。社会全体の構造がこの問題を生んだと、根本的な事を考えて欲しいです。



追いつめられた人間が自らの力で殻を破るのは困難です。殻ができる前に、必ず閉じこもらないように努力してるはずなんです。でも、殻ができてしまったんです。

ですから、そうなる前に周りの人間が助け合わないといけないんですよね。
[2006/11/17 16:18] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]


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