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バスケファン店長のNBAブログ
福井県小浜市の「珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)」店長のブログです。 店やコーヒーのブログはアメブロで書いてます。 ここではNBAの観戦レポートや感想、ニュースなどを主に書いています。

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90年代の哀歓

昨日の日記を読んだ例の友人は、再びケチをつけて来やがってくれましたが、放っておきます。
その内、バスケと店のブログを両立させるがな…

バルセロナ(1992)のドリームチーム
トロント(1994)のチームUSA
アトランタ(1996)のチームUSA

この4年は辞退者がそれほど出ませんでした。
バルセロナではマジックやジョーダンが参加していますし、アトランタではシャック、オラジュワン、ロビンソンと、インサイドが貧弱と言われる現在のアメリカからは想像できない、他国にとっては悪夢のような超強力なセンター陣です。
この栄えある最強の3チームのメンバー、実はNBAチャンピオンになった選手はそれほど多くありません。

92年のメンバーでは、
マジック、バード、ジョーダン、ピッペン、ロビンソン、ドレクスラーの6人
94年のメンバーでは、
シャック、モーニング、デュマース、スミスの4人
96年のメンバーでは、
ピッペン、シャック、オラジュワン、ロビンソン、リッチモンド、ペイトンの6人

29人中13人と半分にもなりません。
しかも、絶対的なエースとしてチームを優勝に導いたのはマジック、バード、ジョーダン、シャック、オラジュワンの5人だけ。
モーニング、スミス、リッチモンド、ペイトンの4人は優勝時スターターですらなく、スミスやリッチモンドはベンチに座っている時間が長くなっていました。

アメリカが絶対的王者として君臨していた90年代。
その時代は選手の明暗がくっきりとわかれた時代でもあり、そこには哀となってしまった選手、歓を味わった選手がいます。

90年代のNBAで一番先に思い浮かぶのはマイケル・ジョーダンでしょう。
なにしろ6回も優勝しているわけですから、まさしく彼の時代です。
また、アキーム・オラジュワンの全盛期でもあり、シャックが台頭してきた年代でもあります。
ジョーダンとオラジュワンはポジションこそ違いますが、二人とも力強く、華麗なプレーでチームを優勝に導きました。
史上最高の選手、史上最高のセンター、そしてシャックは史上最強のセンター。
こう評され、リーグを席巻しました。
では、他の選手たちは…

バルセロナとアトランタの両方に参加したマローン、ストックトン、バークレー
トロントとアトランタ、さらにインディアナ大会にも参加したミラー
彼らはアメリカ代表に何度も選ばれる選手であり、15年以上NBAでプレーした偉大な選手でありながら、一度も優勝することなく引退しました。
バルセロナのユーイング、トロントのケビン・ジョンソンやドミニクもそうです。
彼らは殿堂入り確実、あるいはすでに殿堂入りしている選手です。
それほど偉大な選手たちが優勝できなかった。
これは、ジョーダンの影響に他なりません。
彼らは皆ジョーダンを苦しめました。
ユーイング、ミラーはカンファレンスファイナルで、マローン、ストックトン、バークレーはファイナルで。
ジョーダンとぶつかり、一進一退の素晴らしい試合を展開しました。
しかし、僅差でことごとく跳ね返されたのです。
ユーイングはジョーダンが一時引退していた94年にファイナルに進出しましたが、ここではオラジュワン率いるロケッツ相手にGAME7まで粘りましたが、敗れました。

結局、90年代にジョーダンやオラジュワンと共に全盛期を迎えていた選手たちは、皆彼らに敗れました。
2000年代に突入すると、ジョーダンは引退、オラジュワンは著しく衰えました。
マローン、ストックトン、ミラーなどはまだまだ現役エースで頑張っていましたが、今度はシャックが全盛期となってしまい、衰えの見え始めた彼らでは太刀打ちできる相手ではなくなっていたのです。

彼らの悲劇は、全盛期がジョーダンと重なったこと、その直後にシャックが全盛期になってしまったことにあります。
歴史の流れに"もしも"はないものの、彼らがジョーダンの時代とずれていたなら、あるいは一度くらいは…と考えてしまいます。
いずれも素晴らしいプレイヤー。優勝し、ファイナルMVPを取っても文句のつけようのない選手たちでした。

ジョーダンが偉大だと言われるゆえんはここにあります。
彼らのようなライバルと死闘を演じ、ことごとく粉砕しました。
得点やMVPの数などの記録に目がいきがちですが、ジョーダンの凄さと恐ろしさはここにあります。
ファンは彼のプレーに熱狂し、歓喜しましたが、選手たちは必ずしもそうではありません。
ストックトンは言います。
「ジョーダンの良い思い出? なにもないよ」
90年代から2000年代前半は、ジョーダン、ピッペン、オラジュワン、シャックと言う絶対的な勝者と、バークレー、マローン、ストックトン、ミラー、ユーイングなどの敗者がくっきりわかれてしまいました。
全員が素晴らしい選手にもかかわらず、ハッキリと二分してしまったのです。

しかし、彼らの時代は終焉しました。シャックでさえ衰えが隠せません。
では、今後は。
世界バスケに出場した若い選手たちが今後のリーグの主役となっていくことはまず間違いないでしょう。
ジョーダンのように、誰か一人が絶対的な王者として君臨し、他の選手たちはことごとく粉砕されるのか。
あるいは毎年チャンピオンが変わる混戦となるのか。
どちらにしても目が離せません。


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コメント

マスターさんこんにちは(*^-^*)



私はまだNBAファン歴が浅く何せ田臥選手がサンズにはいって、初めてNBAをみるようになったんです。



今回もとてもおもしろい話ありがとうございます。

チャンピオンリングのため、ビジネスと割り切って

少しでも良い条件のチームへと移っていく選手がたくさんいる中

ミラーの最後までぺーサーズでやり続けたその姿を見て

引退試合の時、胸がじ~~んとしました。



ジョーダンのように絶対的な王者となるのは

今の時代では難しい気がします。

レブロン、ウェイド、カーメロなどなど素晴らしい選手が一杯です。

昔のように連覇というのも難しい気がします。

そこまでチームの力に差がないというか…

ヒートも連覇どうでしょうね。今回ブルズといい

チーム改革したところもあるし、今シーズンもどうなるか本当に目が離せないですね(*^-^*)



ところでマスターはどのチームのファンですか?

[2006/09/16 15:50] URL | まゆ #79D/WHSg [ 編集 ]

まゆさん、こんにちは。



田臥選手の影響で見るようになった方は多いみたいですね。

このところ、わずかながら流れてくる現在の田臥選手を見ると、体つきなどが2年前と比べてがっしりしてきてるので、そろそろいけるんじゃないかと思っています。



確かに今はエース格の選手でも簡単に移籍しちゃってますね。

よりよい条件のチームに行くのはある意味当たり前で、プロ意識だと思う反面、ミラーやストックトンのように一つのチームにこだわり続ける姿もプロ意識だとも思います。

どっちもプロなんですけど、美しさは一筋の方が増しますよね。



ウェイドは昨シーズン優勝しましたが、シャックが完全に衰えた時に真価を問われると思います。

レブロンやカーメロは、これからどこまでチームのレベルを引き上げられるか、また、ボッシュやハインリックにも注目ですね。



個人的に今シーズンはブルズが躍進すると思っています。

ハインリックやゴードンなど、時々無茶な打ち方をする選手たちを、ベンとPJ.ブラウンがフォローしてくれそうです。

逆にピストンズは苦しみそうです。コーチがサンダースに代わってからジャンプシュート主体のチームに代わったので、ミスをフォローしてくれるベンがいなくなったのは数字以上の打撃を与える気がします。



わたしはチームより選手を応援するタイプなので、いまいち固定で応援するチームはありません。

現在応援しているのはベン・ウォレス、カーメロ、ノヴィツキーの3人なので、彼らの所属するチーム(ブルズ、ナゲッツ、マーベリックス)を応援することになりそうです。
[2006/09/16 17:31] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]


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