FC2ブログ
バスケファン店長のNBAブログ
福井県小浜市の「珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)」店長のブログです。 店やコーヒーのブログはアメブロで書いてます。 ここではNBAの観戦レポートや感想、ニュースなどを主に書いています。

最新コメント



プロフィール

すいしょうのマスター

Author:すいしょうのマスター
福井県小浜市で喫茶店を営業しているバスケ好きです。



最新記事



アクセス数



現在の訪問者数

現在の閲覧者数:



月別アーカイブ



カテゴリ



リンク

このブログをリンクに追加する



検索フォーム



RSSリンクの表示



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード



日本バスケ界の未来は?

ハッキリ言いましょう。暗いです。
今回の世界バスケの戦いぶり、その後の協会の動き。
明るい未来を見ることができません。
予選敗退の結果は全く問題ないんです。
最初から予測されていたし、結果に関して失望することはありません。そもそも1勝できたのはおおきな前進でしょう。
むしろ感慨に浸ることのできる、明るい材料でした。
ところが、その後がよくありません。

ニュージーランド戦での逆転負け。
これは許容範囲内です。
後半だけで18点差を逆転されて負けた。
まるで、あり得ないことみたいに言われていましたが、そんな大げさな事ではありません。
カタールに第2クォーター途中まで15点以上の差をつけられていたギリシャが、前半を終わる頃には逆転して7点差をつけた、と言うことも起こっていました。
前半終わった時点で18点のリードで勝てる、と選手が思っていたなら大間違い。
ましてや相手は格上だったんですから。
これは選手もそうですが、追いついてきた時にチームを落ち着かせられなかったコーチにより大きな責任があります。
ですが、これも経験の一つ、と思えば大きな問題ではありません。
今後に活かせば良いのです。

問題は次のスペイン戦です。
前の試合でパナマが負けたために予選敗退が決まってしまいました。
そのせいか、選手に闘志や覇気が見られませんでした。
事実、ジェリコ監督は選手の心情を察してやって欲しいと、コメントしています。
わたしはこれは大きな問題だと思います。
最初から予選突破は期待されてませんでした。
その予選突破がなくなったからと言って、気落ちして闘志をなくすなど言語道断。
強い憤りを覚えました。

予選敗退が決まっても満員だった広島会場。
その満員の観客から送られる大きな声援。
50点差つけられて、なお大きくなった声援。
これだけの差をつけても試合終了まで主力を温存しなかったスペイン。

これらに対して、あまりにも失礼です。
周りが見えていない。周りを見ずに成長することはできません。
すごい落胆を感じました。

今回優勝したスペイン。昔から強かったわけではありません。
日本と同じような境遇にいたこともあります。
それは、昨日も触れたバルセロナオリンピック。
このオリンピックでは、スペインは開催国です。
にもかかわらず、予選では1勝しかできず、最終戦は最強のアメリカ…
今回の日本と同じです。
開催国だった。予選で1勝しかできなかった。既に予選突破は消えていた。予選最後に大会金メダルの国が相手だった…
ですが、この時スペインは覇気のない試合はしていませんでした。
むしろ、最強の国との戦いを楽しんでいました。
そして、この大会の屈辱をバネに躍進し、ジュニアを制し、今回シニアも制しました。

では、日本も15年後に躍進し、優勝まではいかなくとも強豪国になっているか?
残念ながら期待ができません。
明るいものが何も見えてこないのです。

今回の全日本メンバーは若いので、それぞれの選手は育て方によっては伸びていくでしょう。
ですが、今回の敗戦を受けて、協会はチームを解体する、と言っています。
ジェリコ監督の解任は既に決定し、後任に日本国内では名将ではあっても国際試合の経験のない鈴木監督の名が上がっています。
そして、リバウンドが取れないから、日本に帰化したエリック・マッカーサーを代表入りさせることをにおわせていますが、38歳のマッカーサーをいまさら代表に入れてどうするつもりなんでしょうか。
さらにはスペイン戦直前に専務理事が、
「田臥がいれば勝てた」
などとバスケがチームスポーツであることを知らないかのような発言をし、ファンはもちろん、一部JBLに所属している選手にまで公然と批判されました。
しかも、
「ベスト8をお願いしていたのに」
とジェリコ監督に失望したようなコメントまで出しました。
世間知らずの身の程知らずとしか言いようがありません。
少年野球のチームを率いてパ・リーグに参戦し、プレーオフに進出しろと言ってるようなものです。
ジェリコ監督は、
「奇跡を起こしてベスト16に入る」
と開幕前に言ってました。
「奇跡」を起こして「ベスト16」です。
協会と監督の意思疎通が行われていたかどうか、甚だ疑問です。

今回の代表選手も選出の時、ジェリコ監督不在の会議において、監督が選出していない9人の選手を選出し、逆に監督が必要と言っていた選手の3人をメンバーから外すなど、一悶着も起きています。
「勝つ気がないのか。いいエクスキューズ(言い訳)をもらった」
と、当然激怒しました。
その後も辞退者が9人現れ、しかも3人だと発表した数時間後に9人と発表しなおしたのです。
チケット販売のタイミングを見て、田臥選手の辞退を発表する時間を遅らせたとも言われています。
そもそもチームの練習にほとんど参加していない田臥選手は監督の構想に入っていなかったのです。
当然でしょう。バスケはチームスポーツですから。
辞退されることを半ばわかっていながら、チケット販売のために代表候補に選出したと言われても仕方がないでしょう。

スペイン戦での選手の戦いぶりはファンとスペインに対して失礼です。
協会は選手に対して失礼です。
こんな日本バスケ界に、わたしは明るい未来を見ることができません。

あえて、希望を挙げるなら2点。

・桜井選手と柏木選手がNBAスカウトから好評価を得た。

これにより、来年のサマーリーグに呼ばれたりすればアメリカでプレーするチャンスがあります。
彼らがアメリカでバスケを学べばかなり期待できるでしょう。


・松井啓十郎くんと伊藤大司くん

多分、この二人を知っている人はほとんどいないでしょう。
伊藤くんに関しては最近全く情報がないので、もうバスケをやめちゃったのかな?と気になっています。
松井くんは現在、アメリカのコロンビア大学でプレーしています。
全く話題にのぼっていませんが、彼はアメリカのメジャーカレッジバスケットボールに出場した初の日本人。しかも、デビューはベンチではなくスターターです。
実はこれ、田臥選手以上の快挙かもしれません。
アメリカのカレッジバスケは非常にレベルが高く、ここでスターターになるのは並大抵ではありません。
コロンビア大学が平均以下の大学だと言うことを差し引いても、簡単なことではありません。
彼らは高校もアメリカで、そこでバスケもしていました。
わたしはこの二人、特に松井くんには大きな期待を持っています。
彼が日本代表に加われば、新しい風が吹くことでしょう。


ただ、桜井選手や柏木選手がNBAに声をかけられる選手になった時。
松井くん伊藤くんがもっと世界に認知されるようになった時。
彼らは日本代表のユニホームでプレーしてくれるのでしょうか。
上記のようなお粗末な協会に愛想を尽かし、目標をNBAチャレンジ一本に絞ってしまわないか、心配です。
協会が今のままでは、日本バスケ界の未来に明るいものを見ることができません。


スポンサーサイト





コメント

じっくり読ませていただきました。大変勉強になります。

世界バスケで楽しみましたが、やっぱり日本チームが世界で活躍する姿も見たいですものね~

これを機にいろいろ変えて行って欲しいです。
[2006/09/07 23:55] URL | もんちぃ0707 #79D/WHSg [ 編集 ]

かなりの長文なのにじっくり読んで頂いてありがとうございます!

日本チームの頑張りは見たいですよね。

すぐに結果を、とは言わないので、他国のように長い時間を使って育てていって欲しいです。

負けたからすぐ解体、なんて言わずに…

ホント、変わってくれるといいんですけどねぇ…
[2006/09/08 00:29] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]


コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

トラックバック URL
http://cafesvz.blog92.fc2.com/tb.php/33-454fadc9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)