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バスケファン店長のNBAブログ
福井県小浜市の「珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)」店長のブログです。 店やコーヒーのブログはアメブロで書いてます。 ここではNBAの観戦レポートや感想、ニュースなどを主に書いています。

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NBAの伝説 わたしは観た!【3】

バルセロナオリンピックのドリームチーム

このチームに関して日記にしてないな、と思い起こしました。
9月6日の『忘れられない選手』でペトロビッチの事と共に書いたことはありますが、主として書いたことはないので、今日はわたしのNBA観戦の原点とも言えるこのチームについて書きたいと思います。

バルセロナオリンピックからバスケはプロ選手の参加が認められました。
ロシアとアメリカは最後まで反対しました。
ロシアの場合、オリンピックはアマチュアの祭典だと主張し、アメリカの場合、NBAの選手を送ることになったら莫大な保証金が必要となるから、が反対の大きな理由でした。
ですが、最終的には両国も賛成します。
こうなった以上は、ソウルで銅メダルだった屈辱を果たそうではないか、と動きが起き始めます。
ですが、最初はジョーダンを初めとするNBAの選手たちがプロ選抜に対して猛反発を起こします。
NBAをフルに戦った後、オリンピックで夏のオフが潰れるなんて冗談じゃない、と。
しかし、真っ先に出場を決意したマジック・ジョンソンの説得で、選手たちは次々と参加を決意してドリームチームが完成します。
マジックは一年前にHIV感染で引退しており、これが一緒にプレーできる最初で最後のチャンス、と言うのが大きかったのでしょう。

結成されたドリームチームは、比類無き強さでアメリカ大陸予選を制します。
アメリカのポートランドで行われた4試合目では、アルゼンチンのチームがセンターコートで笑顔を浮かべてアメリカチームと記念撮影を行いました。
試合後ではなく、試合前に、です。
ハーフタイムでもシュート練習しているジョーダンたちに、アルゼンチンの選手たちはカメラを向けます。ジョーダンもそれに答えてポーズを取ったりしました。
ハッキリ言って異常な状況です。
エキシビションゲームではありません。アメリカとアルゼンチンの友好を深める親善試合でもありません。
バルセロナオリンピック出場権をかけた、アメリカ大陸予選です。
この頃から、既にフィーバーは始まっていました。

バルセロナに入ると、その熱はさらに加速します。
選手たちは選手村に入らず、ホテルに滞在します。
試合会場に向けて出発する選手たちを一目見ようと、ホテルの前は二千人以上のファンに埋め尽くされます。
それを目の当たりにした人は、
「あんな騒ぎは見たことがない。まるでビートルズのようだった」
と目を丸くして強い驚きを表しました。
現在ならともかく、14年前のスペイン。
テロが起きるとは基本的に考えられていない時代にもかかわらず、選手の送迎バスの前後には護衛のパトカーがつき、厳戒態勢で会場入りしていたのです。

そして、そのフィーバーと期待をドリームチームは裏切りません。

マジックのパスをジョーダンがダンクする。
ジョーダンのパスを受けたバードがスリーを決める。
ドレクスラーが滑空する。
ピッペンがマローンに華麗にパスして締めくくりはダンク。
ロビンソンが全速力で返ってきてフリーのレイアップをブロックする。
マリンがスリーを、ユーイングがダンクを、バークレーが肘打ちを、ケガのストックトンも堅実なプレーを魅せる。
ただ一人の大学生、レイトナーが軽くミスをするが、それを全員が血眼でフォローする。

人々はアメリカの強さと美技に酔いしれ、まさに夢のような時間を共有しました。
バダロナ体育館は常に満席で、40点差以上ついても誰も帰ろうとしません。
一つでも多くのプレーをカメラに納めようと、目に焼き付けようと、歴史的な瞬間を楽しみました。
大会の準決勝、リトアニアの選手たちは試合中にアメリカの選手にカメラを向けます。
それでもヘッドコーチすらそれを咎めようとしません。
決勝のクロアチア戦では、ペトロビッチの活躍で前半半ばに一度逆転されますが、10秒も経たない内に再逆転して二度と踏み込ませませんでした。
この大会の伝説の一つとして、アメリカのヘッドコーチ、チャック・デイリーが一度もタイムアウトを取らなかった、こともあります。
作戦タイムを使うことすらなかったのです。

金メダルの授与式が終わると、会場にはUSAコールが巻き起こり、数十分のも間、人々はドリームチームを讃えました。

クリスチャン・レイトナー
パトリック・ユーイング
デビッド・ロビンソン
ラリー・バード
スコッティー・ピッペン
マイケル・ジョーダン
クライド・ドレクスラー
カール・マローン
ジョン・ストックトン
クリス・マリン
チャールズ・バークレー
マジック・ジョンソン

彼らは今も語りぐさとなっています。

このチームの後、数々のドリームチームが生まれました。
日本でもアテネの野球チームや女子バレーのチームなどが、しばしばドリームチームと呼称されます。
しかし、わたしに言わせれば笑止千万。ただの国内オールスターが『ドリームチーム』などとは身の程知らずにも程があります。
これ以降のアメリカ男子バスケチームを含めて、"ドリーム"と言えるチームなど存在しません。
国内オールスターのチームを『ドリームチーム』と称するなど、無知も良いところです。
ただ、強いだけ、スター選手を集めただけ、では到底ドリームとは言えません。
ジョーダンは言います。
「このチームでのプレーが最後のプレーになった選手もいる。
 だからこそ、ドリームなのだ」
世界的な人気、世界中のファンに夢を魅せられるプレー、世界を圧倒的に制する実力、それに加えて二度と結成されることのない夢のチーム。
これを兼ね備えたチームのみが"ドリーム"の名を冠することができると、わたしは考えています。
『ドリームチーム』とは、軽々しく使える言葉ではないのです。


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コメント

SVZのマスターさんこんにちは(*^-^*)



バルセロナオリンピックの時のドリームチームは

本当にすごいメンバーでしたね(@_@;)

当時NBAを見ていなかった私でさえ

知っている名前ばかり…

そしてマジックジョンソンの最後のプレー

本当に意味のあるドリームチームだったんですね。



その当時のアメリカチームはもう特別扱い

だったんですね。

ブログからも熱気が伝わってきました。

圧倒的に強かったアメリカが

そうでなくなったのはいつ頃からなのですか?



北京オリンピックで再び金メダルを

手にしてほしいそう思います(^-^)

やっぱり世界最高峰がNBAであってほしいそう思います。
[2006/09/27 17:34] URL | まゆ #79D/WHSg [ 編集 ]

まゆさん、こんばんは。



ビッグネームばかりですよね。

多分、顔は知らなくても名前は聞いたことがある、って人も多いと思います。

あ、このオリンピックで最後になったのはマジックじゃなくてバードです。ちゃんと書けば良かったですね。

バードは、ルーズボールやリバウンドに果敢に飛び込むなどの体を張ったプレースタイルから、この頃には全身、特に背中がボロボロになっていて試合中、ベンチに座っているのが困難なほどでした。

そのせいで、彼はずっと寝ころんでいました。

マジックはオリンピック後、すぐに復帰しますが、この頃はエイズに関する世間の認識が十分ではなかったため、必要以上に恐れられて92-93シーズンの開幕前に再引退しています。

で、96年にもう一度復帰しています。この頃だともう、エイズに関する認識が浸透していたので容易に受け入れられました。

でも、年齢とレイカーズが著しくチーム構成が変わっていたことが相まって、ジョーダンのように劇的な復帰とは行きませんでした。



この頃は本当にアメリカは特別扱いでした。

特別扱いされてもしょうがない実力を持っていましたから…

チーム力や連係も強くて、チームアシストは確か30を超えていたはずです。



アメリカが他国に追いつかれていると顕著になったのはシドニーからでしょうね。

シドニーでは金メダルを取ってますが、圧倒的な試合はありませんでしたし、準決勝ではリトアニアの最後のシュートが入っていれば逆転負け、まで追い込まれましたから。

シドニーは、アメリカは倒せない相手ではない、と全世界に伝わった大会だったと思います。
[2006/09/27 20:11] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]

SVZのマスターさんお返事ありがとうございます。



>あ、このオリンピックで最後になったのはマジックじゃなくてバードです。ちゃんと書けば良かったですね。



そうですか~勝手な思いこみしていました(>_<)

バードはNBAマガジンだったかな?特集していたのを

みたり、雑誌で記事を読んだことがあります。



>バードは、ルーズボールやリバウンドに果敢に飛び込むなどの体を張ったプレースタイルから、この頃には全身、特に背中がボロボロになっていて試合中、ベンチに座っているのが困難なほどでした。

>そのせいで、彼はずっと寝ころんでいました。

本当に体を張ってプレーして大変だったんですね。



またアメリカが全世界にNO1を

見せつけてくれる日が来るといいなって

思います(^o^)
[2006/09/27 20:19] URL | まゆ #79D/WHSg [ 編集 ]

まゆさん、こんばんは~



>そうですか~勝手な思いこみしていました(>_<)

>バードはNBAマガジンだったかな?特集していたのを

>みたり、雑誌で記事を読んだことがあります。

>本当に体を張ってプレーして大変だったんですね。



 バードは現役時代、

 「飛べない、走れない、動けない」

 の三拍子が揃った選手と揶揄されていました。

 ですが、その体を張ったプレーと、並はずれたバスケットボールIQで、レジェンドと呼ばれる選手になりました。

 キャリア平均で24点以上10リバウンド以上をあげ、その上に6アシスト以上を記録しているのは、恐らくバードだけでしょう。

 また、トリッキーなパスが出せ、異常なほどの勝負強さも兼ね備え、セルティックスを3度の優勝に導いた天才的な選手でした。

 マジックやジョーダンの後継者はその内でてくるだろうが、バードの後継者は未来永劫現れない、とまで言われています。

 確かに、バードのプレーって真似できないんですよね。一見、動きの固いおっさんですから(^^;)



北京ではどうなるか楽しみですね。

コービー、ビラップス、レッドなど、今回は不参加だったけどキャンプには参加している選手が出てくるかもしれませんし、楽しみですね~
[2006/09/27 23:33] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]

はじめまして( ^.^)( -.-)( _ _) ぺこり



バルセロナ五輪、懐かしいですねぇ~

当時、これ見てNBAファンになりましたもん。

ぜんぜん、プレイの話じゃないですが、

この時の、テレビの解説者がすごい記憶に残ってますわ。

確か、結城さんでしたよ。

すごい、めちゃくちゃな解説してましたもん。



ピペンの見事なパスフェイクを見て盛り上がってるUSAベンチを見て



結城:なんで盛り上がってるかわかりますか?

   いまの、ピペンはファンブルしてるんですよ!

トラベリングですね~!



って、嘘つけ!どう見てもフェイクやん!

とか、なんせハチャめちゃな解説だった覚えがあります。



全然関係ない話でしたが(^ー^;A アセアセ

バルセロナって言うと結城昭二さんを思い出してしまうんです。



そういえば、今回の世界選手権見に行ってきましたよ。

浜松と埼玉。

予選でギリシャの試合見てたので、USAが負けるならギリシャかも・・・

って思ってたらホントに負けるんだもん(T□T) ダー!!

ちなみに埼玉の試合はUSAの初戦を見たので一応勝ち試合でした。

確かに、USAの選手の動きはキレがあって他国の選手とは違うように見えました。

しかし、チーム戦略としてはどうなんでしょう?

その辺が課題なのかな?

しかし、あのバルセロナのときのような圧倒的なチームはもう二度と見れないでしょうね。

選手の時のジョーダン、生で見たかったわ~

[2006/09/28 11:23] URL | ダイス24 #79D/WHSg [ 編集 ]

ダイス24さん、初めまして。

こんにちは~



>結城:なんで盛り上がってるかわかりますか?

>   いまの、ピペンはファンブルしてるんですよ!

>トラベリングですね~!



 ありましたね~

「これ、なんでアメリカのベンチが盛り上がっているのかというと、みんなわかってるからなんですね~」

 とか仰ってました。

 当時は、そうなんだ…と思いながら観てましたが、見直すと全然トラベリングじゃなかったですね。

 結城さんは録画放送の解説の時、この先何が起こるかわかってて、それをにおわすような解説もしてましたね。

 解説は下手でしたけど、話が聞きやすくて嫌いではなかったんですが…



浜松、行かれたんですか~

コメントしてくださる方は観戦に行かれた方がおおいようで、うらやましいです。

四強に残ったチームなら、どこが優勝してもおかしくなかったですね。

でも、アメリカはギリシャの大当たり日に当たってしまい、ちょっとかわいそうでした。



チーム戦略はまだまだじゃないですかね。

得点は断トツでトップなのに、アシストはトップとは言え僅差ですからね。

個人能力に頼ったチームだった、と言わざるを得ないでしょう。

あと、リバウンドが4位ですから、強いとは言えません。

昨シーズンまでのピストンズのように、自分が取れなくても味方が取れるように弾く、なんてプレーができるとチーム力はもっと上がると思います。
[2006/09/28 12:08] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]


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