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バスケファン店長のNBAブログ
福井県小浜市の「珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)」店長のブログです。 店やコーヒーのブログはアメブロで書いてます。 ここではNBAの観戦レポートや感想、ニュースなどを主に書いています。

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移籍について思うこと

アレン・アイバーソンが、先日のメディア・デーで、
「気持ちは76ers」
と、入団時からこれまでずっと過ごしている76ersでキャリアを全うしたいと語りました。
昔であればそれほど珍しいことではありません。
マジック・ジョンソン、ラリー・バード、アイザイア・トーマス、ジョー・デュマース、ジェームス・ウォージー、ドクターJ(ジュリアス・アービング)、ジョン・ハブリチェック、ビル・ラッセル、サム・ジョーンズ、K.C・ジョーンズなど、多くの殿堂入り選手たちは一つのチームでキャリアを全うしています。
ところが、近年ではそれは珍しいこととなり、ジョン・ストックトンやレジー・ミラーがジャズまたはペイサーズ一筋で引退したことを、かなりの美談として伝えられるようになりました。
確かに、今はリーグを代表する選手でも簡単にトレード、またはフリーエージェントで自ら移籍する事が多くなってきました。
昨シーズン、ヒートで優勝したゲイリー・ペイトンやアロンゾ・モーニングは、キャリアをスタートさせたチームでは中心選手で、そのまま引退まで過ごしていれば永久欠番は間違いのない活躍を見せていました。
しかし、彼らのようにキャリア晩年を迎えたために、再建に入ってしまったチームよりも優勝できるチーム、と考えるのは、まだ理解できなくもありません。
それでもずっと育ててくれたチームと、支えてくれたファンを捨てる行為でもあり、批判もされました。
では、チームはどうでしょうか。
99-00シーズン終了後、ニックスはこれまでずっと大黒柱として頑張ってきたパトリック・ユーイングを、近年の衰えを理由にトレードしました。
チャールズ・バークレーに、
「これまでチームを支えてきたレジェンドをあっさり捨てるようなチームには天罰が下る」
と言わせたほど非情のトレードでした。
しかし、その一年後に似たような理由でロケッツもアキーム・オラジュワンをトレードしています。
ビジネスだ、と言えばそうなのかもしれません。
しかし、そこに情というものはないのでしょうか。
衰えが明らかな大ベテランの域に達していても、経験豊富なスーパースターがいることは、使いようさえ間違いなければプラスになるはずです。
選手の強いエゴもありますが、控えから貢献してもらうよう説得できないチームにもまた、少なからぬ責任があると思います。
その点ではストックトンとミラーは、自分の衰えとその時点での役割を理解し、ベンチスタートでも文句を言わずにチームに貢献していました。

こうした流れを作った原因は、94年のドミニク・ウィルキンスとダニー・マニングのトレードが発端だとわたしは考えています。
ドミニクはホークス、マニングはクリッパーズの選手でした。
アトランタはスポーツにはクールで、オリンピックでさえいまいち盛り上がらない街でしたが、ドミニクだけはそんなアトランタの市民を熱狂させる唯一の選手、とまで言われていました。
94年のホークスはリーグトップを快走し、ドミニク念願のチャンピオンリングが獲得できるか、と思わせました。
ところがトレード期限ギリギリに、若くて器用なマニングとトレードされてしまったのです。
これまでずっとホークスを支えてきた選手の突然の放出。メディアは一様に混乱しました。
ましてや、ホークスは絶好調だったのです。
将来を見据えてのトレードにしても不可解でした。
結果、ホークスはドミニクという決定力のある選手をなくしたために、プレーオフで勝負強さを発揮できず、カンファレンスセミファイナルでペイサーズに敗れます。
ドミニクを放出した報い、と一斉に叩かれました。
また、そのオフにはマニングに出て行かれてしまい、何も残らないトレードでした。
しかし、ドミニクもオフにセルティックスに移籍したもののホークス時代の素晴らしい活躍ができず、次のオフにはギリシャのリーグに移ります。
そこで優勝しMVPを獲得して再びNBAに帰ってきますが、優勝することは叶いませんでした。
このトレードはホークス、ドミニク共に凋落の原因となってしまったのです。

これ以降、大物と言われる選手のトレードや移籍が頻発するようになったと思います。
大物のトレードはホークスとドミニクのように、双方に明らかにマイナスになった例があっても、後を絶たなくなってしまったのです。
現在、大物と言える選手でルーキーから10年以上同じチームでプレーしてる選手は、
ケビン・ガーネット、アレン・アイバーソン、コービー・ブライアントの三人くらいでしょうか。(ダンカンは9年)

一つのチームにこだわり続けるのは必ずしも正解ではないかもしれません。
いつまでも同じ選手を柱に据え続けるのは正解ではないかもしれません。
むしろ、ビジネスとしては健全な考え方かもしれません。

ですが、それは寂しくない?と思う今日この頃です。


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コメント

移籍もビジネスのうちの一つだから

当たり前であるのだと思うけれど

ミラーのようにずっと最後まで

1つのチームで頑張り続ける姿は

本当に胸を打ちました。



>現在、大物と言える選手でルーキーから10年以上

>同じチームでプレーしてる選手は、

>ケビン・ガーネット、アレン・アイバーソン、

>コービー・ブライアントの三人くらいでしょうか。(ダンカンは9年)



この人達はどうするのでしょうね。

ケビンもなかなかプレーオフに行くことができず

ストレスを抱えていると思います。

でも私はがんばりつづけてほしいなぁと思います。

[2006/10/03 18:10] URL | まゆ #79D/WHSg [ 編集 ]

まゆさん、こんばんは。



なかなか難しい問題ですよね。

選手がずっといたいと思っても、フロントの意向でトレードされてしまうこともありますし、チームはずっといて欲しいのに選手がフリーエージェントで去ってしまうこともあります。

これは良い部分、悪い部分両方ありますよね。

でも、ミラーを見ると、ずっと一筋の方が優勝できなくても感動を誘うなぁとは思います。



ガーネットはトレード説が時々出ますよね。

本人も自分がもう若くないことをわかっていて、チームを移ることを視野に入れてるような発言もしていました。

ただ彼の場合、現在の労使協定が結ばれる前の、制限のない高額契約を結んでいますので、1対1では金銭的に釣り合う選手がいません。

そのため、相手はシャックを出そうがダンカンを出そうが、必ず他に誰かをつけないといけないわけで、現時点でのガーネットのトレードは非常に難しいと言えるでしょう。

ただ、今シーズンが終わるとプレイヤーオプションで、残留する(残留すると07-08シーズンの年俸2200万ドル、08-09シーズンの年俸2400万ドル)かフリーエージェントになる(移籍した場合、前記のような高額契約は労使協定上不可能)か選べるので、どうしますかねぇ…

チームがガーネットがいる内に優勝しよう!と言う意志を行動を伴って見せないと、去ってしまうかもしれませんね。
[2006/10/03 22:43] URL | SVZのマスター #79D/WHSg [ 編集 ]


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